2021年 5月 17日 (月)

福原愛「おしどり夫婦」崩壊の"藪の中" 文春と女性セブンが正反対の視点から報道...夫のモラハラか妻の不倫か?

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谷脇康彦総務審議官を守りたい菅首相

   文春にいわせれば、山田を切ることが遅れたのは、谷脇を守るためだったというのだ。

   山田が高額接待で職を追われれば、合計12万円もの接待を受けた谷脇への風当たりが強まるから、菅は何としても山田を続投させたかった。

   2月24日に谷脇は減給という懲戒処分を受けている。総務省のナンバー2だが、今夏の事務次官就任はなくなった。だが、まだギリギリ次官への道はあるというのだ。

   政治部記者によると、谷脇が62歳の定年を迎えるのが来年の9月11日。懲戒処分を受けた谷脇が昇任可能になるのは来年の8月24日。次官になって、定年延長すればいいから、処分を急いだのではないかというのである。

   姑息な手段を考えることでは天下一品の官僚たちだから、あながち否定はできない。

   だが、谷脇は3月1日の衆院予算委員会で、立憲民主党の森山浩行衆院議員から、「東北新社以外の衛星放送各社、民放やNHK、あるいは通信会社の社長から接待を受けたことがあるか」と問われ、「公務員倫理法に違反する接待を受けたということはございません」と答弁しているのだ。

   文春はこう断言する。

   「NTTはNTT法によって規定され、事業計画や取締役の選任などは、その都度、総務相の『認可』が必要になる。総務省幹部にとってNTTの社長である澤田氏が利害関係者であることは論を俟たない」

   この報道を受け、NTT側が接待の事実を認めたため、総務省は人事院の国家公務員倫理審査会に調査の開始を通知したという。菅首相の頼みの谷脇も辞任に追い込まれるのではないか。

   もう一つの頼みの五輪開催も、海外からの観光客は受け入れないことが決まった。インバウンドの来ない五輪ではやる意味はないはずだ。コロナの切り札であるワクチンも絶対数が足りないことが判明した。

   外堀も内堀も埋められ、あと残っているのは菅の辞任だけではないのか。春間近というのに、菅の周りの景色は秋から冬のようである。(文中敬称略)

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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