昭和7年、天海一平(成田凌)が二代目天海天海を襲名し、千代(杉咲花)と夫婦となって、3年の月日が流れた。鶴亀家庭劇は道頓堀で順調に人気を上げていく中で、一平と千代の結婚生活はそううまくはいっていない。
一平は、毎日のように劇団員を呼び、酒を飲んでは脚本を描く日を送っていた。千代は酔いつぶれた劇団員の世話をみることになり、芝居の稽古ができなくなっていた。
来日するチャップリンに、鶴亀の社長は喜劇を見せようと考え...
千代「なんぞ言うたら、芝居のため芝居のため言うて・・・あんたがええ本書けるのは、誰のおかげやねん」
そんな千代に、岡安の女将・岡田シズ(篠原涼子)は、離縁しろと言い放つ...。
一方、世界の喜劇王チャップリンの来日が大々的に報道される。鶴亀株式会社社長の大山鶴蔵(中村鴈治郎)は、鶴亀家庭劇と須賀廼家万太郎一座を競わせ客数の多い劇団の舞台をチャップリンに見せることを決定する。
(NHK総合あさ8時放送)