2024年 4月 19日 (金)

夫婦の姓、どちらを選ぶ? 「そうだ、ネットに聞いてみよう」という2人も

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「別姓にするための離婚準備」が話題に

   モデルの牧野紗弥さんは12年前に結婚し、3人の子供を育てながらモデルの仕事を続けている。その牧野さんが今年1月発売の雑誌「VERY」で夫婦別姓にするために離婚の準備を進めていると明かして反響を呼んだ。理由は、「対等な関係の夫婦になりたい」。また、祖母から姉か自分が「平野」の姓をついでほしいと言われたこともあった。夫婦別姓のための離婚を告げられた夫は驚き、当初は受け入れられなかったが、今は納得しているという。

   永島アナも3月に結婚した際、「母が電話で、あなたも永島じゃなくなるのね。悲しい」と言われたと話した。

   厚生労働省の統計によると、結婚後選択する名字について、「夫の氏」が昭和50(1975)年は98.8%、平成27(2015)年は96.0%だった。牧野さん夫妻のように、「夫婦別姓のための離婚」をした場合に感じるデメリットが2つある。1つは子供の親権を夫か自分か決めなければならないこと、もう1つは遺産相続の権利がなくなること。若狭弁護士によると、子供の親権については、日本では共同親権は認められていないが、「共同親権」導入の議論が進んでおり、遺産相続については、遺言書を作成することで相続が可能だという。

   谷原は「牧野さんの旦那さんもよく受け入れたと思う」とコメント。

   社会学者の古市憲寿は「夫婦別姓が論理に反する理由は1つもない。外国人と結婚した場合だけ別姓がOKという現状には不公平もある。反対する理由がない限り、それで幸せになる人を増やしてあげればいいだけ」と主張した。

(バルバス)

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