コロナ禍でネガティブな人が増えているということで、きょう19日(2021年4月)のあさイチはゲストに松岡修造さんを招き、「気の持ちよう」について大特集した。
ポジティブなイメージが強い松岡さんだが、「実はものすごくネガティブなんです」という。
博多華丸キャスター「信じませんよ、ネガティブなんて」
松岡さん「昨日の夜から、(あさイチの生放送)できるかできないかって、それしか考えられなかった。ただ、ネガティブは悪いことだと思ってないんです。ネガティブだからよりよくしようとか、ポジティブに向かっていける方法がわかれば、大きな力になるんです」
故ボブ・ブレットさんとの出会い
松岡さんといえば、世界を目指すジュニア選手のテニス指導「修造チャレンジ」を長年続けていることでも知られるが、そんな松岡さんに「チャレンジ」の精神を教えたのが、テニスの名コーチ、ボブ・ブレットさんだったという。1月(2021年)、がんのため67歳で亡くなった。
ボブさんは、松岡さんがプロのテニスプレーヤーとなるきっかけを与えた人物だ。「自分は弱い」と思っていた17歳の松岡さんに、「チャレンジしよう」と声をかけ、頑張り次第で世界を切り拓ける力があると気付かせてくれた。
松岡さんとボブさんが最後に会話したのは、ボブさんが大きな手術を控えた12月(2020年)。ボブさんは出会った頃と同じように、松岡さんに「どんなことに対してもチャレンジだ。できると信じ続けるんだ」と声をかけたという。