2024年 4月 27日 (土)

松岡修造「実はネガティブなんです」 博多華丸「信じませんよ」

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   コロナ禍でネガティブな人が増えているということで、きょう19日(2021年4月)のあさイチはゲストに松岡修造さんを招き、「気の持ちよう」について大特集した。

   ポジティブなイメージが強い松岡さんだが、「実はものすごくネガティブなんです」という。

   博多華丸キャスター「信じませんよ、ネガティブなんて」

   松岡さん「昨日の夜から、(あさイチの生放送)できるかできないかって、それしか考えられなかった。ただ、ネガティブは悪いことだと思ってないんです。ネガティブだからよりよくしようとか、ポジティブに向かっていける方法がわかれば、大きな力になるんです」

  • 松岡修造さん(編集部撮影)が語る「チャレンジ」。
    松岡修造さん(編集部撮影)が語る「チャレンジ」。
  • 松岡修造さん(編集部撮影)が語る「チャレンジ」。

故ボブ・ブレットさんとの出会い

   松岡さんといえば、世界を目指すジュニア選手のテニス指導「修造チャレンジ」を長年続けていることでも知られるが、そんな松岡さんに「チャレンジ」の精神を教えたのが、テニスの名コーチ、ボブ・ブレットさんだったという。1月(2021年)、がんのため67歳で亡くなった。

   ボブさんは、松岡さんがプロのテニスプレーヤーとなるきっかけを与えた人物だ。「自分は弱い」と思っていた17歳の松岡さんに、「チャレンジしよう」と声をかけ、頑張り次第で世界を切り拓ける力があると気付かせてくれた。

   松岡さんとボブさんが最後に会話したのは、ボブさんが大きな手術を控えた12月(2020年)。ボブさんは出会った頃と同じように、松岡さんに「どんなことに対してもチャレンジだ。できると信じ続けるんだ」と声をかけたという。

「成功するかどうかわからない。それこそが人生」

   松岡さんは「このコロナ禍で、ボブさんの死を全然受け入れられてないんです」と目に涙を浮かべつつ、ボブさんへの想いを語った。

   松岡さん「彼がくれたチャレンジという言葉がなければ、もちろん僕はテニスしてません。プロに行ってません。チャレンジって、大きなことじゃなくても、小さな一歩でも、全てがチャレンジなんです。チャレンジは100%成功するかどうかわからない。それこそが人生であって、いいことなんじゃないかなって。だからネガティブって悪いことじゃないっていうのも、ボブさんが教えてくれた気がするんです」

   博多大吉キャスター「自分ができる、それをずっと信じろというのは、すごくいい言葉だなと思いました」

   松岡さん「その当時は『チャレンジ』って言葉が日本ではあまりなかったんです。チャレンジって何なんだろうって、やっぱり挑むこと。一歩でも先を行こうってものすごくポジティブな声に聞こえる。子供たちに『チャレンジしようぜ』って言ってる時に、ボブさんの声とともに、僕も今チャレンジを色々なことでしてるんだろうなって気がします」

(ピコ花子)

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