2021年 5月 7日 (金)

「薬物指紋」は決め手になるか 「紀州のドン・ファン」事件では...

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   「紀州のドン・ファン」と呼ばれた資産家男性に覚醒剤を摂取させ、急性覚醒剤中毒で死亡させた疑いで元妻が逮捕されてから2日。元妻はきのう29日(2021年4月)に送検されたが、逮捕前の任意の事情聴取に対しては、事件への関与を否定していた。

   しかし、2人をよく知る人物を取材すると「(ドン・ファンは)これ以上こんな状態が続くなら離婚する」と話していたという。

  • 著書のタイトルは『紀州のドン・ファン』だった。
    著書のタイトルは『紀州のドン・ファン』だった。
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「検出された微量の覚醒剤では困難」

   捜査関係者によると、自宅1階の台所付近の床や掃除機から微量の覚醒剤が検出されたという。2人を知る人物によると、「元妻は普段は掃除なんてしたこともないのに、事件前に紙パック式、縦型、持ち運びできるタイプの掃除機を購入した」と話した。

   元妻は離婚話が出ると、慌てて東京から和歌山に戻ってきた。その後、SNSを通じて覚せい剤の密売人と連絡を取り、地元で接触していたとみられている。また、事件前には「覚醒剤」「完全犯罪」などと複数回検索していたこともわかっているが、殺害に直接つながる証拠は明らかになっていない。

   MCの谷原章介は「状況証拠しかないなか、台所と掃除機から検出された微量の覚醒剤は、犯行に使われたものと同一のものと特定できるのか」と疑問を投げかける。

   法科学研究センターの雨宮正欣所長は「薬物には『薬物指紋』と呼ばれるものがあり、薬物に含まれる不純物を取り出すことで同一性を判定する。しかし、それには1グラム程度の量が必要で、検出された微量の覚醒剤では困難。また(ドン・ファンの)体内に残された覚醒剤も体に溶け込んでおり、出元を調べるのはかなり困難」と解説。

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