2021年 11月 29日 (月)

中川会長は高級寿司屋で女性とシャンパン、コロナ重症者診療ない会員たち...日本医師会ってなんだ!?――ほか6編

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   週刊誌を読むと、品性下劣な連中の品評会である。だいぶ前に、日本人は生まれながらに善徳や品性をもっていると書いた数学者がいたが、大ウソだったことがよく分かる。トップバッターは日本医師会の中川俊男会長(69)。先日、週刊文春によって、自民党・自見英子参院議員の政治資金集めの会の発起人を務め、挨拶までしていたことを報じられた。

   それまでの会見では、何度も「コロナ感染拡大を抑えるのは各人の意識と行動」だと、国民に自粛を呼び掛けていた当人の軽率な行動に、批判が殺到した。今週は週刊新潮が、コロナ禍の中、席と席との間にアクリル板もない3密状態の高級寿司屋のカウンターで、マスクの着用を徹底せず、女性とシャンパンを飲みながら濃厚な会食をしていたと報じている。

   新潮はこの時の会食の様子を"密写"しているのだが、実は、だいぶ前の昨年8月25日(2020年)のことなのだ。当時も感染拡大が止まらず、中川会長は「不要不急の外出は避けてくれ」といっていたのではあるが。推測するに、昨年6月に会長選挙があって、接戦を制した中川会長には、医師会の総合政策研究機構に10年以上前から仲のいい独身女性がいるという噂があり、それを掴んだ新潮が張り込んでいたのではないか。中川会長は札幌に妻子を残して単身赴任だった。

   中川もさる者、その時は危険を察知したのか、タクシーで彼女を送り届けただけだったそうである。新潮が中川会長を直撃すると、「ちょっと記憶にないな」とはぐらかしたが、女性のほうは寿司屋へ一緒に行ったことは認めた上で、「私はやましいことはまったくないですから」と男女の仲は否定した。

   寿司屋での密会以降、2人の仲がどうなったのか、"スッポン"の新潮にしては珍しくフォローしていない。気になるところではあるが、新潮のいいたいことはそこではない。医師会というのは、基本的に開業医の集まりで、コロナ指定病院で重症患者と最前線で体を張って戦っている医師の中に、医師会会員はほとんどいない。それなのに、中川会長が医療崩壊だと無責任に煽っているのはおかしいといいたいのである。

   本当に中川が医療の代表ならば、やるべきことは医療の逼迫の改善、「医師会は確保病床数という分母の拡大に努力すべきです」(川口浩東京脳神経センター整形外科医、脊椎外科部長)

   「医療崩壊を起こさないように病院の編成替えをするのは、行政も関わる話だけど、医師会の仕事。ところがそれをサボっている」(舛添要一元厚労相)

   中川会長だけではないが、国民に自粛を強い、酒も出してはいけないとアメリカの禁酒法時代のような生活を押し付け、自分たちは暇に飽かして密会やゴルフ三昧。そうではなく、医師会全体でコロナ感染対策に取り組めという、至極真っ当な意見である。

「オービック」野田会長夫婦も多額寄付の病院で『ワクチン闇打ち』米NYだったら罰金100万ドル

   品性下劣といえば、高齢者へのワクチン接種もなかなか進まない中、貴重なワクチンをカネや既得権益でかすめ取ろうとする人間こそ、その最たるものである。愛知県西尾市に住む「スギ薬局」チェーン会長の杉浦広一(70)と妻の昭子(67)が、「早く受けたい」と市に談じ込み、便宜を図らせたことが報じられたが、これは氷山の一角である。

   「勘定奉行」のCMで知られる「オービック」会長の野田順弘(82)と妻のみづき(86)夫妻が、田園調布の邸から車で2時間かけて、千葉県鴨川市の亀田総合病院に来たのは4月20日だったと、週刊文春が報じている。この病院は野田会長の多額の寄付を受けていて、同病院を率いている医療法人理事長の亀田隆明が、ルールにお構いなく、ワクチン接種を優先的にしたというのである。

   この病院の職員数は3500人に及ぶという。当然、医師や看護師たちは猛反発した。すると理事長は接種はなくなったと説明したが、密かに進めていて、今回は裏口の研修棟で、理事長の長男の病院長が接種したという。ワクチンはファイザー製1瓶で、5回分接種できるそうだが、少し余る。これをかき集めて接種する「闇打ち」というやり方だったそうだ。何やら悪事の匂いのするいい方である。

   自治体の首長らへの優先接種は枚挙に暇がない。週刊文春によれば、埼玉県ふじみ野市の高畑博市長(59)は「病院の先生の指示に従い、4月30日に接種した」と話していたが、実は、彼の妻や公用車の運転手にも「医療従事者」だとして接種していたというのだ。茨城県結城市の白井平八郎自民党県議(73)も、高齢者向けの接種を始めてもいないのに、施設従事者の枠でワクチン接種をしていたそうだ。

   私は、国会議員の中にも隠れて優先接種している人間が相当いるのではないかと見ている。アメリカでは昨年12月(2020年)にニューヨークのクオモ州知事が、優先順位を無視した場合、最大100万ドルの罰金を科すと表明した。日本でもワクチン違法接種罪という法律でもつくらないと、収拾がつかなくなるのではないか。

NY大臨床医が驚いた日本の『コロナワクチン副反応死』の多さ!インフルエンザの110倍

   私はまだ接種の予約はとっていない。接種を急いでいないわけではないが、私は75歳で、長年、高血圧と糖尿病があり、薬を欠かさない。接種後に亡くなった人が39人もいると聞くと、もう少し遅くして、どれくらい副反応が出るのか、様子を見たほうがいいかもしれないとも思っている。

   週刊現代は、亡くなった人たちのケースを取材している。北海道旭川市に住む木下隆弘(仮名・享年46)は3月19日にワクチン接種を受け、その翌日に亡くなってしまった。彼は旭川市にある旭川赤十字病院で事務職員として働いていたため、医療従事者として接種を受けた。当日に腕の痛みを感じたという。翌日、朝から「背中が痛い」と妻に訴えたため、近所の整形外科に行ったが、別の病院で診てもらうようにいわれた。

   その帰宅後、突然意識を失い、鼾をかき始めた。救急車で勤務先の旭川赤十字病院に運ばれたが、搬送された時点で心肺停止状態だった。死因は、身体の中で一番太い血管である大動脈が裂ける急性の大動脈解離で、70代以上に発症することが多いが、40代、しかも身長が180センチもあるがっしりした体格で、特に持病はなかった彼が、なぜ?

   福岡県で3月23日に亡くなったのは太田彩(仮名・享年26)。県内の公立病院で看護師として働いていた。もともと小児科病棟で働いていたが、病院がコロナ患者を受け入れることになり、彼女もその担当になった。彼女がワクチン接種を受けたのは3月19日。ワクチン接種によって血栓ができて亡くなった人がいるというニュースを見て、本人は「怖い、打ちたくない」といっていたそうだ。

   接種後4日目、出勤してこない彼女を心配して、病院から両親のほうに連絡があり、父親が彼女のアパートに見に行くと、朝食を食べている時に異変が起きたようで、テーブルにはご飯とみそ汁がそのままになっていたという。病院でCTスキャンした結果、脳出血とくも膜下出血を起こしていた。女性では60~70代に多いといわれる。なにも健康上のリスクを抱えていない20代の女性が発症するのは、極めて珍しいという。週刊現代によると、39名のうち、脳出血・くも膜下出血が8名、大動脈解離で2名が亡くなっているそうだ。

   コロナワクチンの治験に関わっているニューヨーク大学医学部臨床医のパーヴィ・パリークは、日本のケースを見ると、全国で440万回の接種が行われ、39例の死亡が確認されているということは、100万回接種当たりの死者は約8.9人と、インフルエンザワクチンの110倍という数字だと驚きを隠さない。

   現代もいっているように、39名という数字は氷山の一角であろう。なぜなら、北海道の木下のケースでは、病院はワクチン接種による死亡例として厚生労働省に報告していなかった。遺族側から病院に働きかけて、厚労省に報告してもらったという。報告するかどうかは医師の裁量が大きいため、報告しないケースがかなりの数あると考えてもいいはずだ。太田彩の父親がいうように、政府はワクチン接種と死因の因果関係は本当にないのか、きちんと調査して国民に公表・説明すべきである。

コロナ禍でキャバクラ通い『朝乃山』直撃した文春砲に凄んだスポニチ記者「こっちは素人じゃねぇんだよ」

   少しコロナと離れよう。大相撲夏場所が行われているが、まったく面白くない。照ノ富士がトップを走っていたが、11目に相手の髷を掴んだため「反則負け」したのが、今場所唯一の話題である。

   だが、土俵を一歩出ると、品格を疑うような力士たちや取り巻きの記者たちの恥知らずな話題が後を絶たない。週刊文春が報じているのは、大関・朝乃山(27)の深夜のキャバクラ通いである。富山県富山市出身で、2019年5月場所で優勝した時は103年ぶりの郷土の誇りと讃えられた。次世代の横綱候補といわれている。

   そんな朝乃山が緊急事態宣言中、夏場所が2日後に始まる5月7日の午後10時過ぎ、東京・神楽坂にタクシーで姿を現したという。でも、文春が張っていることに気が付いたようで、仲間の男が取材班の車のドアをこじ開け、ドスの利いた声で、「お前ら週刊誌だろう! こっちは素人じゃねぇんだよ」と凄んできたそうだ。後で分かるのだが、この男は「スポーツニッポン」の相撲担当記者だった。その後、タクシーでそこを離れ、西麻布の明け方までやっていて酒も飲める会員制ラウンジへ入っていった。出てきたのは深夜の3時前。高砂部屋に戻ったのは3時半を過ぎていたという。

   昨年5月(2020.年)に三段目の勝武士がコロナに感染して亡くなっている。享年28。そのため、相撲協会は力士を含むすべての協会員に、不要不急の外出自粛を要請している。昨年の7月場所、前頭五枚目の阿炎が場所中にキャバクラ通いが発覚して、「三場所の出場停止。5ヶ月50%の報酬減額」という処分が下され、破った場合は引退という条件で、協会預かりになっている。

   朝乃山はこの日ばかりではなく、神楽坂のキャバクラを複数回訪れていた。この店は「闇営業」をやっていて、深夜まで酒を飲める。朝乃山の目的は酒ではなく、VIP席に陣取り、夢中になっていた女性に入れあげていたという。週刊文春が高砂部屋に取材の電話を入れた時点で相撲協会の知るところとなり、20日に協会に休場届を出している。番付からいっても阿炎より厳しい処分になるのではないか。

   もう1人のダメ力士は東前頭14枚目の竜電(30)。こちらも感染防止対策に抵触する行為があったとして休場中。週刊新潮によれば、関西在住の中野裕子(仮名・40)と3年にわたり男女関係を結び、妊娠、堕胎させていたというのだから、こちらのほうが質が悪い。

   竜電は2019年に5歳年上の女性と結婚している。彼が中野と付き合い始めたのは結婚する前の2018年春頃。彼のファンだった彼女と知人を介して出会い、男女の関係になったという。だが、結婚してからも2人の関係は続いていたが、結婚した年の11月に彼女は妊娠してしまうのだ。

   竜電はセックスの時に何も付けず、中出ししていたが、妊娠したことを告げると取り乱し始め、中絶するようにいった。半ば強制されたように中絶した彼女に、竜電は慰謝料として500万円払ったそうだ。

   その後も付き合っていたが、竜電からLINEで、妻にも打ち明け、関係を清算したい、ついてはこれまでの謝罪として1500万円で示談したいといってきたというのである。彼女は、「お金で解決しようという誠意のない姿勢に失望し、お断りさせていただきました」と告げ、新潮に話をしたのだろう。

   こちらは朝乃山よりはるかに厳しい処分が予想される。注目を引くのは土俵の外のことばかり。国技ではなく「国難」とでもいいたくなる大相撲の体たらくである。(文中敬称略)

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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