2024年 4月 27日 (土)

菅首相ブレーンも言い出した「日本は五輪開催国として失格」ついに始まった菅降ろし!閣僚は爆発寸前――ほか8編

毎日発表の「新型コロナ感染者数」信じちゃいけないカラクリ―検査日バラバラの3日分を合計

   毎日、コロナ感染者数が発表されるが、あれはいったいいつの日の数字なのだろうとずっと疑問に思っていた。それを週刊ポストが解いてくれた。東京都福祉保健局の担当者がこういっている。「検査を実施した日から都に発生届が提出されるまでには2~3日かかるケースが多い。たとえば"今日は600人"と発表されたとすると、そのうち『2日前』に検査を受けた人が4~5割で最も多く、『前日』と『3日前』に検査を受けた人はそれぞれ2~3割です」

   すると、前日、2日前、3日前を足した数字ってことか。しかも、都道府県ごとに「集計」「発表」のルールが違うというのである。東京では前日朝9時から当日朝9時までの24時間の発生届を取りまとめて15時に発表するが、大阪では前日24時から当日の0時までの24時間の感染者数を17時に公表しているそうである。

   月曜日の新規感染の数が少ないのは、医療機関や保健所は基本的に土、日休みだからで、東京都で木曜日に感染者が多いのは、週明けに検査を受ける人が多いからだそうだ。

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中