2024年 4月 26日 (金)

新型コロナのワクチン打ってきた!腕の痛みはないが、酒飲む人は効きめに差が出るんだって――ほか8編

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ゴルフ松山英樹の恩師・ゴルフ部監督 銀座で東北福祉大の接待費使い放題!ひと晩10万円

   クリーンといえば、松山英樹の恩師である東北福祉大ゴルフ部の阿部靖彦監督(59)に、高級クラブで散財した高額の交際費が発覚し、詐欺で刑事告発されたうえ、書類送検されていたと、週刊新潮が報じている。2019年10月に仙台北税務署が大学へ税務調査に入り、阿部の交際費が突出して高いことが判明して、大学の監事だった犬養健郎弁護士が調査したという。

   新潮が入手した犬養による上申書には、平成27年度だけで、阿部の交際費は4400万円を超え、それも銀座の高級クラブに1回当たり10万円を超える額が支払われているというのだ。大学の経営陣でもない一介の職員が使える額ではない。折からのコロナ禍で報告が遅れ、今年(2021年)の春、千葉公慈学長から「税法上は問題ない」とされた。

   阿部監督は昨年4月には学長室長へと昇進し、学内を掌握しつつあるという。これを問題視した元教員が、宮城県警捜査二課に詐欺だとして告発したのだ。書類送検され、今は検察で捜査が行われているという。日本で初めてメジャー大会を勝った松山英樹を育てた監督が、もし詐欺罪で有罪などになったら、阿部を恩師と仰ぐ松山は嘆くだろうな。

   詐欺といえば、太陽光発電や浄水装置開発などを手掛けるテクノシステムの生田尚之社長(47)が、東京地検特捜部に逮捕されたのは5月27日。会社が債務超過に陥っているのに、金融機関から約11億円を騙しとった容疑だ。負債総額は約150億円にもなるという。

   なぜ多くの投資家や金融機関が生田社長を信用したのかというと、応接室に飾ってある政治家たちと写っている写真だったそうだ。小泉純一郎元首相、原田義昭元環境相などもいるが、最も濃密な関係を築いてきたのが小池都知事だという。小池は都内の自宅に太陽光発電パネルを設置し、「エコだハウス」と称した。

   そこに生田が食い込み、関係を深めていったようだ。生田の裁判で、さらなる小池との深い関係が公になる可能性もあるのではないか。小池にとってまた頭の痛い話が出てきたようだが、腹の据わった彼女は、動揺することなどないだろう。

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)、『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)、『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)、『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)、『野垂れ死に ある講談社・雑誌編集者の回想』(現代書館)などがある。

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