アメリカ・メジャーリーグ「エンゼルス」の大谷翔平選手が、14日(2021年7月、日本時間)に行われるオールスターゲームの先発出場選手に選ばれた。現在、打率2割7分7厘、本塁打28本はリーグ1位、63打点は3位だが、投手としては3勝1敗、防御率3.60、奪三振率12.45(リーグ3位)とちょっとさみしい。ここで、スタジオではエンゼルスでなければもっと成績を上げられるのにという話になった。
羽鳥慎一「もっと強いといっては失礼なんですが...」
2日の「モーニングショー」で司会の羽鳥慎一が
「打撃は松井秀喜さんがいちばん打った時と同じペースに並んでいるんだから、すごいんです。ただ、ピッチャーとして3勝1敗というのは、もっと強いといっては失礼なんですが、エンゼルスでなければもっといってますよね」
と指摘。
長嶋一茂(スポーツキャスター)も
「エンゼルスというのは、隣にディズニーランドがあって、ディズニーランドに行った帰りに野球見ていこうかという緩いチームなんです。オーナーも野手が好きで、大谷くんが5回、6回投げて勝利投手の権利を得ても、中継ぎやクローザーがいないから逆転されてしまうことがよくあるんです」
と応じた。
ゲスト解説の岩村明憲さん(スポーツコメンテーター)によると、「いまや大谷選手見たさに観客が押し掛け、全米がホームになっている状態」というから、契約が切れる2年先にはニューヨーク・ヤンキースからもオファーがあるかもしれないという。
長嶋「もともとヤンキースは大谷獲得に熱心だったのですが、二刀流はできそうもないということで、大谷くんの方で選ばなかったんです」
玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「ヤンキースはだめだったとしても、二刀流を認めてくれる、もうちょっと強いチームを選べなかったんだろうかなあ」
岩村「でも、いまの活躍を見たら、ヤンキースももう二刀流を認めますよ」
2年後にヤンキース移籍も濃厚だ。まずは、オールスターゲームでホームランを見たい。
(カズキ)