2024年 4月 23日 (火)

三浦春馬さんと「言葉だけじゃなくつながっている感じ」 柳楽優弥が語った「キャスティングの力」

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   16日(2021年7月)の「あさイチ」プレムアムトークのゲストは、俳優の柳楽優弥さん(31)。14歳の時、映画『誰も知らない』(是枝裕和監督)でデビュー。カンヌ国際映画祭で史上初の日本人として、そして史上最年少で最優秀男優賞を受賞したという経歴を持つ。今も数多くの映画で活躍する中、「世界三大映画祭を制覇!」という野望があるという。

  • 昨夏亡くなった三浦春馬さん(2008年撮影)も映画「太陽の子」に出演している。
    昨夏亡くなった三浦春馬さん(2008年撮影)も映画「太陽の子」に出演している。
  • 昨夏亡くなった三浦春馬さん(2008年撮影)も映画「太陽の子」に出演している。

鈴木奈穂子「野望がギラギラなんですね」

   柳楽さん「すみません...て感じなんですけど。14歳の時、カンヌで会った人たちがカッコよくて、僕も映画を通してまた行きたいな、と」

   博多大吉キャスター「14歳の時に『あんな大人になりたい』と思ったわけですね。こんだけはっきり目標を口にされるのは、すがすがしいです」

   鈴木奈穂子キャスター「野望がギラギラなんですね」 8月に公開予定の日米合作映画『太陽の子』(黒崎博監督)で若き科学者を演じる柳楽さんは、弟役を演じた三浦春馬さん(故人、享年30)、幼なじみ役有村架純さん(28)の存在についてこう語る。

「キャスティングの力ってすごい。春馬君とは10代前半の頃から一緒にオーディションを受けたり共演したりしていたので、言葉だけじゃなくつながっている感じがあって。架純ちゃんともほかの作品でご一緒していたので、役柄の距離感と近い感じだった。それって演技とか役作りだけで作れるものではないと思う。環境自体が良いシーンを作る上で大切だったのかなと思います」(柳楽さん)

公園で偶然撮影されたが「お蔵入り映像」に...

   さて、作品と役柄に真摯に向き合い、努力を怠らない柳楽さんだが、「出演」作品の中にまだ1度も自身が観た事のないものがあるという。

「公園で武道の稽古を1人でしていたら、自主映画製作チームみたいな人が来て、『武道の型を撮らせてください』と。『いいですよ』と言ったら色んなアングルで撮っていました」(柳楽さん)

   なんとこのチーム、撮影中1度も相手が「柳楽優弥」だと気づかなかったらしい。

   柳楽さん「最後、『一応、連絡先とお名前を』と言われて名乗ったら、気づいてくれました」

   大吉キャスター「ずっと思ってたでしょ?『誰も知らない』とは言ったものの。そんなデビューだったものの。いやいや君たち、映画やっているんだったら、ちょっとそろそろ気づかない?...と」

   柳楽さん「笑。若干思いました。お蔵入り映像になってしまったようなので、身に覚えのある人がいたら事務所に送ってください」

(ピノコ)

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