2024年 4月 27日 (土)

日本金メダルは「過去最多」! 金37個を予想するスポーツライターが挙げた2つの理由とは

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   直前になって東京五輪開会式の演出を統括する小林賢太郎が過去にユダヤ人の大量虐殺を揶揄していたとして解任されたが、きょう23日(2021年7月)午後8時に行われる開会式は予定通り実施されることになった。開会式前からスタートしているソフトボールとサッカーで、日本は勝利を収めた。

   MCの夏目三久は「好スタートを切りました。ちょっと気が早いですが日本は一体いくつのメダルを獲得するのでしょうか」とコメントすると、藤森祥平アナが「世界のメディアはどんな日本選手に注目しているのか、取材しました。スポーツデータ会社や通信社などは『日本は過去最多の金メダル獲得となる』と予測しています」と報告した。

  • 果たして日本のメダル数は…(写真はイメージです)
    果たして日本のメダル数は…(写真はイメージです)
  • 果たして日本のメダル数は…(写真はイメージです)

一つ目の理由は「強化費をものすごくかけてきたから」

   スポーツライターの小林信也氏は「空前のメダルラッシュになると思う」と言い切る。日本の金メダル数は、1964年の東京五輪、2004年のアテネ五輪の16個が最多だったが、スポーツ専門のデータ会社「グレースノート」は日本の金メダルを26個と予測。AP通信は27個と予測しているが、小林氏は「そんなもんじゃない。金メダル37個取れますよ」と言う。

   グレースノート、AP通信、小林氏が共通して金メダルを予想するのは、桃田賢斗(バドミントン)、瀬戸大也(水泳)、大坂なおみ(テニス)、喜友名諒(空手)、森ひかる(トランポリン)、野球、阿部一二三、阿部詩、新井千鶴、素根輝、高藤直寿(以上柔道)。

   小林氏が金メダル大量獲得を予測する理由は2つ。1つは「東京五輪に向けて強化費をものすごくかけてきているから」(小林氏)。若い選手を強化したため初出場の選手にも期待ができるという。その1人が女子ボクシングの入江聖奈。五輪予選で2019年の世界選手権王者に勝利している。

二つ目は「メダルをとれる新種目がふえたこと」

   2つ目の理由は「日本が金メダルを獲れるような新しい種目の採用があったってこと」(小林氏)。たとえば、今回からの新競技「空手」。女子形の清水希容は世界選手権2連覇。しかもミス日本で特別賞を受賞している。

   グレースノートのメダル予想を見ると、日本は金26個、銀20個、銅14個。今日は国立競技場特設スタジオから出演の日比麻音子アナが外国人記者16人に取材をしたところ、海外記者の注目する日本の金メダル候補のトップはソフトボール。「チームワークの良さとピッチャーがいいから」だという。

   スペシャルコメンテーターで元ラグビー日本代表で医学部1年生の福岡堅樹は、夏目から「無観客での開催について選手の気持ちはどうなのか」と問われ、「僕もラグビーのトップリーグで無観客を体験しましたが、お客さんがいるのといないのでは雰囲気がずいぶん違います。フワフワした気持ちになってしまいました。しかし、五輪のアスリートの方々には、これまで準備してきたものをしっかり出して集中して楽しんでほしい」とコメント。

   夏目は「世界から集まったアスリートの皆さんには無事にプレーできることを願いたいと思います」とまとめた。

    (バルバス)

姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中