2024年 4月 19日 (金)

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柔道・阿部一二三と詩の金メダルはく奪!?母親と抱き合って喜んだら「プレーブック」違反だって

   ネットニュースによると、金が確実視されていたバドミントンの桃田賢斗やテニスの大坂なおみが敗退し、競泳の瀬戸大也も振は不倫報道の後遺症らしい。

   そんな中、卓球の混合ダブルスで日本初の金メダルを獲った水谷隼・伊藤美誠ペアと、個人メドレー400と200で優勝した大橋悠依は素晴らしい。文春によると、大橋は滋賀県彦根市出身で3人姉妹の末っ子。25歳。小3から高3まで地元のスイミングスクールで泳いでいたというが、「控え目で一歩引くタイプ」(スクールで指導した奥谷直史)。

   ここへ来るまでは苦難の連続で、膝の脱臼や極度の貧血に苦しみ、大学2年の日本選手権では200メートル個人メドレーで40人中40位になり、もう競泳をやめようと思ったという。今期も不調が続き、シーズンベストは自己ベストから5秒も遅かったそうだ。ポジティブではなく繊細と自称している彼女が、大舞台で大仕事をするとは、だから勝負事は面白い。嵐とスノーマンが大好きだそうだ。

   反対に心配なのは、兄妹で柔道金メダルを獲った阿部一二三と阿部詩だと週刊新潮が報じている。金メダルをはく奪されてしまうかもしれないというのだ。喜びの会見に兄妹の長兄と両親が応じたのだが、そこで、一二三が父に、詩が母にそれぞれのメダルをかけ、母親は「抱きしめてくれたので、最高にうれしかったです」と答えた。

   普段なら何でもない親と子の交歓なのだが、五輪期間中は家族でも接触が禁止されていると全日本柔道連盟から注意があり、メディアには家族と接触したことが分かる発言部分はNGにしてくれと阿部の事務所から電話があったというのである。規則なのは分かるが、これで万が一金メダルをはく奪されたら、日本中が怒るぞ!

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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