いま九州を中心に降り続いている雨は「全国的に3年前の西日本豪雨に匹敵する恐れがある」ときのう11日(2021年8月)、気象庁が1週間先までの大雨に異例の警戒を呼びかけた。前線が日本列島に停滞し、梅雨末期の気圧配置が続くため、災害の危険が高まるという。
3年前、2018年の西日本豪雨では堤防の決壊、川の氾濫、土砂災害が頻発したが、気象庁の予報官は今回も「いつ、どこで起きるかわからない」と強調した。
加藤浩次「ずっと同じところで雨がつづく可能性が...」
気象予報士の藤富郷は、いま九州にある前線を南からの太平洋高気圧が北へ押し上げ「きのう、きょう、あす、あさってと日本列島に前線が停滞する。そこへさらに北からオホーツク海高気圧が張り出す。これが現れると、この状態が1週間ぐらい続く」と解説する。
司会の加藤浩次「ずっと同じところで雨がつづく可能性があるということですね」
「スッキリ」も、きのうに続き、きょう12日もここ1週間の天候異常の危険を取り上げた。珍しいと言っては悪いが、危機感ひとしおなのは、それだけ深刻な状況なのか。東京は暑いだけでもたまらないが、その先には梅雨の戻りが控えている。
(あっちゃん)