2024年 4月 25日 (木)

硫酸事件スピード逮捕で注目 「防犯カメラ」の実力と懸念点

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橋下徹「線引きは考えないと」

   田中良幸・情報キャスター「足どりはかなりはっきりわかっています。犯行後静岡の自宅に戻っているのですが、翌日の25日には名古屋方面に向かっていることが防犯カメラ映像で判明。中部国際空港から那覇空港に向かっていることがわかっていて、27日には警視庁が全国指名手配しています」

   佐々木成三さん(元埼玉県警捜査一課)「都心については防犯カメラは公共機関のほかにも、店舗、企業、一般住宅にもついている。警視庁には捜査支援分析センターという防犯カメラを精査する専門分野がいる。リレー方式で早い段階で容疑者の行動、服装などを把握する。渋谷のハロウィン暴動でも被疑者を都心から自宅までカメラで把握した。初動捜査では必須の捜査項目になると思います」

   古市憲寿(社会学者)「監視社会がここまで進んでいる。今回はだれがやったかわかっていて、個人的恨みであることがわかっている段階で劇場的に犯人を追い詰める方法がいいかどうか議論がある」

   橋下徹(弁護士)「防犯カメラでとらえた万引き犯人をネットで公開すると批判が出る。今回は納得している人が多いが、線引きは考えないといけない」

   佐々木成三さん「公開手配は基準がある。発生当初は第二第三の無差別の可能性があるということで、公共の危険性があるとして公開に踏み切ったのだと思う」

(みっちゃん)

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