飲食店時短解除で戦々恐々の渋谷区 「ハロウィーンは自宅で」と今年も規制

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   来週の月曜(2021年10月25日)から、首都圏や大阪で新型コロナウイルス感染防止で規制されていた飲食店などの営業が一斉に解除となるが、感染を再拡大させないために、東京はすべてOKとはしない。小池知事は酒の提供を全面解除する認証店でも、5人以上のグループ客には接種証明の提示が求め、非認証店は酒の提供は9時まで、客も1組4人までと縛りをかけた。

  • ハロウィーンで若者が密集する渋谷(2015年撮影)
    ハロウィーンで若者が密集する渋谷(2015年撮影)
  • ハロウィーンで若者が密集する渋谷(2015年撮影)

東京ディズニーワールドも「そろり」と再開

   戦々恐々なのは渋谷区だ。31日がハロウィーンで、しかも解禁最初の日曜日と重なる。杉山真也アナは「コロナ禍で2度目のハロウィーンですが、聖地の渋谷の区長は来ないでと呼び掛けてます」と伝える。

   長谷部健区長は「なるべく来ないで、自宅で楽しんでくださいというのは、商業の街としては苦渋のメッセージですが、今年も昨年並みの規制をします」と語った。この24日と29~31日は路上飲みは禁止、コンビニなどにも酒類の販売自粛を要請するという。

   やはりそろりと再開するのが東京ディズニーワールド。11月から営業時間をランドは8時まで、シーは9時までに延長し、1年半以上休止していたエレクトリカルパレードも復活させる。ただ、入場者数は1日1万人までだ。

   専門家は年末からの第6波は必至と見ていて、厚生労働省が3回目のワクチン接種を急ぐのも、来週からの『解禁』で、イギリスのような深刻なリバウンドになりかねないと心配しているからだろう。大ぴらに飲めるとはいっても、くれぐれもハメを外さないよう願いたい。

(カズキ)

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