「真犯人フラグ」の「真犯人は、決まっています」 「考察見て変える」説を脚本が否定

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   連続ドラマ「真犯人フラグ」(日本テレビ系)第5話が、11月14日(2021年)に放送された。(ネタバレあり)

   相良凌介(西島秀俊さん)の妻・真帆(宮沢りえさん)と娘の光莉(原菜乃華さん)、息子の篤斗(小林優仁さん)が失踪した日、3人が揃って歩いているとみられる様子がドライブレコーダーに映っていたが、凌介は違和感を覚え出す。同僚の二宮瑞穂(芳根京子さん)、光莉の恋人・橘一星(佐野勇斗さん)に相談するため出かけようとしたところで、真帆のママ友・菱田朋子(桜井ユキさん)が掃除をすると家に強引に上がり込んでくる。

  • 日本テレビの「真犯人フラグ」番組サイトより
    日本テレビの「真犯人フラグ」番組サイトより
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「考察の面白味が増しました」

   凌介が覚えた違和感は、一度篤斗が歩道ギリギリを走っていたバイクにぶつかりそうになって以来、真帆が「もう絶対車道側歩かせない」と言っていたのに、映像では篤斗が車道側を歩いていたこと。そして篤斗は「3年生ぐらいから、子供じゃないんだからって手つないでくれなくなったんだよ」(凌介)というのに、歩道の内側を歩く真帆らしき人物と手をつないでいたことだった。

   真帆らしき人物は、デザイナーのサインが入った100本限定の傘を持っていた。凌介が朋子の家にタッパーを返しにいったところ、なんと真帆が持っているのと同じ傘が。傘を開いた凌介と朋子がにらみ合う――というシーンで第5話は終わった。

   ドラマ公式サイトでは、母子失踪事件の真犯人は誰なのか、一番怪しいと思う人の投票を受け付けているが、5話終了時点で最も疑われているのが朋子で、瑞穂、一星と続いている。

   ツイッターなどでも考察が盛り上がっているが、その中で「真犯人まだ決まってないとかある?」「考察見ながら脚本変えるというお話もある」という声も少なくなかった。

   これに対し脚本担当の高野水登(みなと)さんが、5話終了後に

「『真犯人まだ決まってない説』『考察勢の反応を見て変える説』を見まして...脚本家としてこれだけ言わせて頂きます!真犯人は、決まっています 第1話から、全てその結末に向けて書いているので、安心してお楽しみください!」

とツイート。さらに凌介の友人でバーを経営する日野渉を演じる俳優の迫田孝也さんが、高野さんの投稿を引用しつつ

「つまり...もうこの時点で真犯人は何らかの痕跡を残しちゃってるってこと!?」

とツイートして盛り上げた。

   視聴者からは、

「考察の面白味が増しました」
「高野水登さんなら絶対そのようにしていると確信してました!!」
「しっかり犯人が決まっているのなら、考察頑張って当てたいです」

などの反応が寄せられている。

(TT)

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