<1年前のワイドショー> 「緊急事態宣言」下の実態を振り返る 「大騒ぎ」「人出減らず」...

   <1年前のワイドショー> 昨2021年1月のいま頃は、日本で2回目となる緊急事態宣言が7日に発出さたことで、再びコロナへの緊張感が高まっていました。最初は東京都など1都3県だったのが、13日には大阪、栃木など7府県にも拡大。宣言の遅れや伝え方など、政府の対応には批判も出ていました。

  • コロナ禍のもとでの生活が続く(写真はイメージ)
    コロナ禍のもとでの生活が続く(写真はイメージ)
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繁華街をレポート

   (J-CAST)テレビウォッチ・ワイドショー通信簿で取り上げた「菅首相きょう緊急事態ドミノ宣言! 医療現場『もっと強いメッセージを』(略)」(1月13日、テレビ朝日系「モーニングショー」)では、政府が感染予防のため午後8時以降の外出自粛や飲食店への営業自粛を求めたことに対し、コメンテーターからは「夜はダメだけどランチはOK」と解釈する人が多くなっている、メッセージの仕方に問題がある、などの指摘が出ていたことを紹介しました。

   宣言中でも行動が変わらない若者もいて、「都内の私立大学がとうとう学生に注意メール 路上で集団飲酒、大騒ぎ」(1月14日、フジテレビ系「とくダネ!」)は、番組ディレクターが新宿・歌舞伎町や渋谷など繁華街をレポート。「いつものようにネオンが輝き、人びとが姿を見せていました」と司会の小倉智昭さんはあきれ顔でした。

   なかなか人出は減らず、「平日は人出減らず(略)緊急事態宣言から1週間、効果は?」(1月15日、TBS系「グッとラック!」)では、3連休の人出は減ったものの平日は元に戻っているというデータを取り上げました。ただ、日本医科大学の北村義浩特任教授は、「マスクや手洗いを徹底し、人との接触を避ければ感染者数が下がるのではないか」と、「期待を込めた私の予測です」とコメントしていました。

(コムギ)

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