2024年 4月 24日 (水)

「抗原検査キットの買い漁りは自制を」 谷原章介、「入手困難」うけ呼びかけ

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検査するタイミングも重要

   毎日新聞(東京本社版)は27日の1面で、自費検査の予約も取りづらくなっていると報じている。PCR検査は1月23日時点で1日あたり約38万6000件可能だが、そこから自費検査に回せるのは約10万件で、国は去年9月から自負検査のひとつとして個人が薬局で検査キットを購入できるようになったが、それが足りていないという。

   東邦大学の小林寅喆教授は「抗原検査はウイルス量が上がったときに使えるもので、症状が出ていなければ陽性になりません。しかし、それがわからずに使われている。どのタイミングで検査すればいいか、指示してあげるべき」と話し、抗原検査キットが無駄に使われてしまっている可能性を示唆。さらに抗原検査キットの不足で診断が遅れて、早期に投入すべき経口薬が使えなくなる可能性と、高リスク患者の早期発見ができなくなる可能性があると指摘した。

   モデルでタレントのトラウデン直美は「安心したいために検査するのはキットが十分あるときにはいいと思うが、不足している今は自分が安心するためだけの使用は避けるようにしたい」とコメント。

   社会学者の古市憲寿は「オミクロン株で感染者が増加することはわかっていたのに、なぜ国は準備しなかったのか。責任を取るべきだと思う」と指摘。

   弁護士の橋下徹は「検査して隔離を進め、経済を回すという思い込みが政治家にはある。濃厚接触者の認定も緩やかになっている今、検査ではなく一定日数がたったら活動を認めてもいいのではないか」と主張したが、小林教授は「せめて復帰前には1回検査してほしい」と反論した。

   谷原は「抗原検査キットの買い漁りは自制したほうがいい」とコメントした。

(バルバス)

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