2022年 5月 28日 (土)

7歳次男殺害事件、どうすれば防げたのか 高橋真麻が必要性訴えた「援助やケア」

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   2019年に7歳の次男を窒息させたとして母親(42)が逮捕された。他にも3人の子どもがいたが、いずれも生後間もなく死亡していた。この家で何が起きていたのか。22日(2022年2月)の「スッキリ」が伝えた。

   自称・看護助手の容疑者は21日、送検された。2019年8月、神奈川県大和市の自宅アパートで、次男(当時7歳)の鼻と口をふさぎ、窒息死させた疑いがある。調べに対し、容疑者は「何もしていないです」と否認している。ほかにも2002年に長男(生後5カ月でミルク誤嚥死亡)、03年に長女(生後1カ月で乳幼児突然死症候群)、17年に三男(1歳5カ月で原因不明)が死亡していた。

  • 幼い命を守るためにできることは(写真はイメージ)
    幼い命を守るためにできることは(写真はイメージ)
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「日本ではどちらかというと...」

   大和綾瀬地域児童相談所の高須正幸所長は21日会見し、「たいへん残念でありますし、重く受け止めている」。亡くなった次男は生前2度、児童相談所に保護されていた。1度目は2012年(生後5カ月)。生まれる直前、医療機関から市を通じて「上のお子さんが亡くなっているので、これからお子さんが生まれるけれど心配だ」と通告があった。適切な養育ができない「ネグレクト」の可能性があるとして、容疑者の支援を開始した。次男は、生後5カ月たった10月に心肺停止で緊急搬送され、一命をとりとめた。この時に児相は次男を一時保護、2年半の間施設に入所していた。15年3月、安全が確保されたとして、保護が解除されて次男は自宅に戻った。

   しかし、17年4月には、1歳5カ月の三男が原因不明で死亡した。児相は、次男の一時保護を求め、母親と話し合ったが、容疑者は納得しなかった。高須所長は「第4子が亡くなったために、次男も危険ではないか、保護の必要があると判断した」と当時の経緯を詳しく説明。容疑者が保護を拒否したしたため、児相は家庭裁判所へ申し立てたが、家裁は「入所を不当」と判断、18年11月に保護を解除した。その後、在宅指導に切り替え、月に1、2度訪問し様子をうかがってきたが、19年8月に窒息死した。次男が救急搬送された時の母親の様子に、近所の人は違和感をもった。「(雄大くんは)血の気がなくピクリとも動かない。子どもがそんな状態なのに、(母親は)冷静。他人事みたいな。なんかすごく違和感」

   どうすれば事件を防げたのか?高須所長は、「家庭裁判所が確かにそうだなと言えるものがないと、強制的な入所まではこぎつけられない。突発的な事故の起こり方をする家庭ですと、子どもをどう守るのか、たいへん難しい」。

   フリーアナウンサーの高橋真麻さんは「日本ではどちらかというと、なるべくなら親元に戻した方がいい、母親のところに子どもがいた方がいい、という考えが根底にあるけれども、親御さんには心身的に子どもが育てられる状況じゃない、経済的に援助が必要という場合もある。家に戻すのであれば、親御さんのケアや支援を強化していかないと、こういうことが起きるのでは」

(栄)

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