東北自動車道スピード復旧 香川照之「我が国の職人の手はすごい」

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   16日(2022年3月)夜に福島・宮城で震度6強を記録した大地震で、脱線した東北新幹線は今も福島~白石蔵王駅間に残されている。17両編成の車両のうち16両で脱線していた。運輸安全委員会は、鉄道事故調査官2人を派遣して調査を開始。調査官は「車両が停止してからまたは停止の直前に脱線したと思われる」との考えを示した。18日の「THE TIME,」が伝えた。

   東北新幹線は盛岡~那須塩原駅間で運転を見合わせており、JR東日本によると、那須塩原駅~盛岡駅間で17カ所の被害が見つかっており、「今月中の全線再開は難しい」という。

  • NEXCO東日本サイトTOPページより
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江藤愛アナ「世界中からも評価されています」

   地震による新幹線の脱線事故は2004年の新潟県中越地震で上越新幹線が脱線して以来のこと。鉄道ジャーナリストの梅原淳氏は「この教訓を生かして『逸脱防止ガイド』というものが新幹線の車両にはついています。?字型の部品をつけて、それがレールに引っ掛かり、脱線しても線路にとどまる仕組みです」という。これにより、高架線からの車両の転落を防いでいる。

   一方、素早く復旧したのは東北自動車道。地震の影響で国見IC~白石IC間下り線の路面には、幅30センチ程度のひび割れが約50メートルにわたって発生していた。ネクスコ東日本では、SNSで「道路の復旧には時間がかかる見通しです」と発表していた。しかし、その8時間後の17日午後には「先ほど東北自動車道、全面解除となりました」と発表。この速さにSNSでは感謝の声や驚きの声が上がった。その数は3万「いいね」にも及び、この日のトレンドワードでも2位となった。

   司会の香川照之は「もう通れるんですかね。我が国の職人の手はすごいですね、本当に」と感嘆すると、江藤愛アナは「世界中からも評価されています」と応じた。

(バルバス)

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