2022年 5月 17日 (火)

「今官僚になるやつとかを応援したい」 東大OB安部敏樹氏がそう考える理由

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   「東京大学できのう(2022年4月12日)、入学式が行われました。今の東大生の将来の目標に変化が起きていることです」と司会の羽鳥慎一。13日の「モーニングショー」は、この「変化」について伝えた。

   東大生の人気の進路は、民間企業では2013年度には大手の銀行や商社が並んでいたが、20年度には「楽天」が1位、「マッキンゼー・アンド・カンパニー」など、外資系のコンサルティング企業の名も上位に並んでいる(東京大学新聞社調べ)。

  • 東大卒業生の人気進路の変化とは
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外資系コンサルティング企業が人気の一方...

   なぜ外資系コンサルティング企業が人気なのか?大手3社の待遇を見てみると、入社1年目の年収はおよそ700万円、平均年収はおよそ1800万円で、日本の官僚の平均年収670万円より3倍近く高いことが分かる。

   東大の新入生に将来像を聞いてみると、「今の情勢を鑑みると官僚はちょっと嫌」(文科1類)、「細かい作業をするイメージがあるので官僚は嫌」(文科1類)など、官僚を敬遠する声がある一方で、「人工知能に興味があり、AI関連の起業を考えている」(理科1類)、「日本一の大学で人脈を作り、海外に目を向けて起業したい」など起業を目指す声が多く聞こえた。

   羽鳥「官僚になる人も『年収が安いのは分かっているけど、国を変えるんだ』っていう人もいるし。自分がどう貢献できるかというのが、官僚じゃない方に変わってきているということですかね」

   東大卒の安部敏樹(社会起業家・リディラバ代表)はこの「変化」をクールな目で見ているようだ。

「(東大には)色んな人がいるが、大きく見ると保守的な人が多い。そういう意味で言うと、コンサルティングや起業が東大生の選ぶようなキャリアになってきたというのは、ある意味ルールが揃ってきたから。ルールが揃うと『勝てるな』と思った東大生が入ってくるという流れなんで。色んな外部環境の整備ができてきたんだそうなって気がします」

   京大卒でテレビ朝日のコメンテーター、玉川徹はさらに冷めた目で分析。

   「東大とか京大とかを志向する人間というのは、基本的には能力と努力をコストと考えた時に、そのリターンをどれだけ最大化し、リスクをどれだけ極小化するかを計算して色々選んでいる人たちだと思う。別に東大じゃなくても起業できるのに、まず東大を選ぶのはうまく行かなかったときにヘッジとして使おうと思っているから」

   安部「だからこそ、今リターンが見えないところに入っていく東大生とか京大生を応援できる社会全体で応援できるといいですね。今官僚になるやつとかを応援したい。厳しい状況の中に入っている時にこそ、そこに飛び込んでいける優秀なやつが1番偉いと思う」

(ピノコ)

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