小島よしおが「殺人被害者」熱演 「捜査一課長」でギャグ満載も「かっこいい」

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   木曜ミステリー「警視庁・捜査一課長season6」(テレビ朝日系)5月12日(2022年)放送の第5話に、お笑いタレントの小島よしおさんがゲスト出演。その熱演と、小島さんのギャグを散りばめたストーリーが話題となった。(ネタバレあり)

   大手IT企業「ビッグホール」のチーフプログラマー、太平洋和(おおひら・ひろかず、小島さん)が殺害された。電話で一報を受けた大岩純一(内藤剛志さん)は、「何!?一発屋と二番煎じのご遺体?」と驚く。

  • 小島よしおさん(写真:Pasya/アフロ)
    小島よしおさん(写真:Pasya/アフロ)
  • 小島よしおさん(写真:Pasya/アフロ)

「太平洋を平和にしたい」「OPP!」

   大岩が現場に駆け付けると、太平は「おっぱっぴー」(OPP)のポーズで倒れていた。

   20年前に謝罪スピーチ自動生成ソフト「イージーソーリー」を開発し、一躍時の人となった太平。生前のプレゼンテーションでは、


「私がイージーソーリーを作った目的はただ一つ。太平洋、そして世界を平和にしたかったからです」
「開発当初は夢物語と笑われ。今では一発屋とからかわれていますが、そんなの関係ありません。さらなるヒットで一発屋と呼ばれなくなるまで、信じる道を走り続けます。OPP!」

といったスピーチで聴衆を沸かせていた。

   現場に残されていた湯呑みと茶托から推理を展開する小山田大介(金田明夫さん)に、平井真琴(斉藤由貴さん)は「でもそんなの関係ないぐらい気になるのが、お茶が薄い」と口を挟む。大岩が「二番煎じか?」と聞くと、平井は「あえて二番煎じのお茶を飲むっていうのは、何かこう、暗示的な感じしません?例えば、犯人が二番煎じとか、あるいは、トリックが二番煎じとか」と自身の推理を披露。「凡人の俺には理解できねえけど、頭の隅っこに入れとくよ」と話を切り上げようとする小山田に、平井は「小山田管理官、顔...体調悪いですか?何かほら、ネクタイも元気ないし。あっ、奥さんと喧嘩したとか?」とぐいぐい詰め寄る。「俺のプライベートまで丸裸にするな」とうろたえる小山田に、平井は「丸裸?」ととぼけていた。

「小島よしお、良かった~」

   犯人は太平のファンクラブに入っていた秋谷和香(吹越ともみさん)だった。秋谷は太平が会社を辞めると聞き、開発中のプログラムを譲るよう直談判していた。

   出されたお茶が「ほぼお湯」というほど薄いことについて、太平は

「何事も同じです。人の真似をしても超えることはできません。二番煎じ、三番煎じと薄まっていくだけです。簡単に極められることなんてないんです。基礎からやり直して本当にやりたいことを見つけてください」

と語りかける。しかし秋谷は「一発屋のくせに、偉そうなこと言わないで...!」と逆上。太平が「秋谷、OPP!」とピースしておどけたところで、太平が20年前に授与された最優秀プログラマー賞の盾で頭を思いきり殴ったのだった。

   小島さんの熱演に加え、「おっぱっぴー」や「そんなの関係ねえ」など、小島さんのネタがふんだんに盛り込まれた内容。さらに役名の「太平洋和」も、小島さんが「OPP」の意味だとする「Ocean Pacific Peace(太平洋に平和を)」を意識しているということで、ツイッターなどでは

「さらっと小島よしおネタがねじ込まれててめっちゃ笑いました 小島よしお、良かった~」
「太平洋和=OPP(OceanPacificPiece) 愛があるねぇ」
「ギャグっぽいのに小島よしおなんかかっこいいゾ...」

といった声が上がっていた。

(TT)

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