2024年 5月 8日 (水)

広瀬アリス「恋マジ」最終回 純と柊磨の絶叫合戦 演技絶妙?胸キュンできず?

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手を取って駆け出し...

   一方の純は、昔からの友人である大津(戸塚純貴)から、正式にプロポーズされます。ホテルのレストランを貸し切り、純がデザインしたお皿「ラフィオール」でもてなす、という粋な演出。しかし純は浮かない顔で店を後にし、一目散に「サリュー」へと向かったのでした。

   純がテーブルに着くと、そこに置かれていたのは「ラフィオール」に載った美しい料理。用意したのは、もちろん柊磨でした。大津からプロポーズされたことを話した純は、こう続けます。

「私のラフィオールの上にホテル自慢のスペシャリテが載って出てきた。でもね。それを一口食べたときに思ったの。私がこのお皿に載せて食べたい料理はこれじゃないって。私の、私だけが知ってる柊磨の料理がこのお皿には合う。だからここに帰ってきたの」。

   ようやく素直になり、気持ちを確かめ合った2人。とはいえ、これであっさり寄りを戻すような2人ではありませんでした。純は柊磨の手を取って駆け出し、家族連れやカップルで賑わう公園へ。数メートルの距離を取ると、2人の「絶叫告白合戦」が始まったのです。

   「好きって言って! ここで、みんなに聞こえるように好きだって言って! 今まで柊磨に一回も言ってもらったことないんだよ」と叫ぶ純に、「好きだー! 大好きだ。二度と、二度と俺から離れないでくれ!」と絶叫で返す柊磨。

   「私と別れて苦しかった?」と純が聞くと、「苦しかった。純がいなくてめちゃくちゃ苦しかった。夜も眠れないし料理の味も分かんない。もう二度とこんなのゴメンだと思った」と柊磨。「ざまあみろ」と冗談めかして返す純に柊磨が投げたのは、2人の思い出が詰まったガラスのブレスレットでした。

   壊れたブレスレットをガラス工房で修理してきたと話す柊磨に、「なんで投げたの? また壊れちゃうじゃん」と純が言うと、「壊れたらまた直せばいい。いっぱいヒビが入って傷ついても、また何度でも直せばいい」と柊磨。駆け寄って抱き合う2人は、もちろんハッピーエンド。純は会社を辞めて食器のコーディネーターとなり、柊磨と「サリュー」の共同経営者を目指すなど、仕事も恋も順調そのもの、という結末でした。

   ラストシーンはさらに2年後。パリにいる要に「サリュー」のリニューアル2周年記念パーティーをオンラインで中継する形で、仲睦まじいアリサ&克巳や、料理の修行を頑張る響子、そして楽しそうな柊磨の母や友人たちが映し出され、全員がより幸せな未来へと向かっていることが伝わるエンディングでした。

   ツイッターには、「『カムカム』で知名度を一躍上げた松村北斗が柊磨で幅の広さを示した」「アリスちゃんが純で良かった! 恋愛初心者なかなかのこじらせっぷりだったけど、本当にお上手」「斉藤由貴の演技は毎回鳥肌だった」など、役者陣の演技が高評価。一方で、「やばい、全然キュンとしなかった」「誰にどうリサーチしたら令和にこれを作れたか興味深い」など辛辣な意見も目立ち、何かとツッコミどころの多い作品でした。

(Hibunny)

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