2024年 5月 1日 (水)

阿部祐二が驚いた 長崎県民の「台風避難への意識の高さ」

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   大型で強い台風11号は今日6日(2022年9月)午前8時現在、朝鮮半島をかすめて日本海を北東に進んでいる。台風の通過に伴い、昨日から今日にかけて九州各地は大荒れの天気となったが、現地を取材した「スッキリ」の阿部祐二リポーターは何を見たのか。

   「午前3時、福岡市内も雨が強くなってきました。風も強くなったので傘はさせないですね」(阿部リポーター)。壊れた傘を持ちながら「終電間に合わなくて。歩いて帰ります」という人も。午前5時になると風はさらに強まった。

  • 台風の影響で交通機関に乱れも(写真はイメージ)
    台風の影響で交通機関に乱れも(写真はイメージ)
  • 台風の影響で交通機関に乱れも(写真はイメージ)

「参考になる」

   阿部リポーター「何飛んだ?ヘルメット飛んだ?断続的に突風がきます。いわゆる返し風ですね。これに警戒しなければいけません」

   福岡市では夜が明けた後も交通機関の乱れが続いている。博多駅は始発から運転見合わせが続いていて、改札口も券売機もシャッターが下りている。

「皆さん運休を知っていて、タクシー乗り場は列ができている。タクシーが来ないわけではなくどんどん来るが、人もどんどんくる。雨風は今はいくぶん落ち着いているが、午前5時の段階では、返し風でとんでもない猛烈な風が吹く」(阿部リポーター)

   一方、長崎市では114カ所に避難所を設置。昨日午後10時15分時点で1092人が避難した。その一方で避難所にホテルを選んだ人たちも多かった。

「長崎が印象的だった。長崎に泊まる時、市内のホテルに30以上電話かけたが、『空いてますか』と聞く前に『今日は満室です』と言われる。おかしいなと思ったら、付近住民の方が、台風が来る日を予想して数日前にホテルを予約している。避難に対する意識の高さを感じました。避難所もあるが我々はホテルを選ぶ。外れたとしてもホテルに行く。県民割でこんなことができるという声もあったが、参考になる。我々はよく報道する時に『なんで避難しないんですか』と問いかけをするが、長崎においてはそうした問いかけをする必要はなかった」(阿部リポーター)。

   ホテルに避難した地元住民の方からは、「風がひどいんですよ。私たちのところは海風が。生きた心地しないんですよ」「台風の強いのがきた時にはホテルとかに毎回避難します」「台風がくると家が破壊されるんですよ。今まで3回被害受けました」などの声が聞かれた。

   今後の台風11号だが、北陸地方を中心に厳しい暑さに警戒が必要だ。フェーン現象で金沢で37度、新潟36度などの予報で、熱中症警戒アラートも出ている。

   草野絵美(アーティスト)「私は昨日タンスの整理しようとしちゃったんですが、まだ衣替えしないほうがいいかもしれませんね」

(みっちゃん)

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