2024年 4月 30日 (火)

国葬めぐる岸田首相の説明「変わらず」 玉川徹「結局、内閣・自民党葬でよかった」

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   安倍晋三・元首相の国葬について、きのう8日(2022年9月)、衆議院議員運営委員会で閉会中審査が行われ、岸田文雄首相が決定の理由などを説明した。野党からの追及に対し、繰り返し答弁が目立ったやりとりを9日の「モーニングショー」が取り上げた。

   国葬を決めた理由について、岸田首相は「憲政史上最長の任期」「世界各国からの敬意・弔意」「民主主義の根幹たる選挙運動中での非業の死」「震災復興、外交などでの大きな実績」という従来からの説明を繰り返した。立憲民主党の泉健太代表は法的根拠を問いただしたが、岸田首相は「法律はないが、国葬儀は行政権の範囲に含まれている」と繰り返し答弁していた。

  • 国会閉会中審議が行われた
    国会閉会中審議が行われた
  • 国会閉会中審議が行われた

田﨑史郎「全然変わりませんでしたね」

   田﨑史郎(政治ジャーナリスト)「首相自身が説明したいと言っていたのだから、多少新たな言い回しや『本当はこういうことでやりたいんだ』といった言葉が聞かれるかと思っていましたが、全然変わりませんでしたね」

   玉川徹(テレビ朝日社員)「結局、内閣・自民党葬でよかったんですよ。外国の要人は、国葬だから出ますとか、国葬じゃないから出ません、ということはないはずです。こうやって細かいところを突かれて答えられないなら、やっぱりダメじゃないですか」

   また、野党からは安倍氏と旧統一教会との関係についての質問も相次いだ。泉代表は「世の中がどう見たって、岸家、安倍家三代にわたって、旧統一関係との関係を築いてきたし、それを多くの議員たちに広げてきた」と調査を求めたが、岸田首相は「本人がお亡くなりになった今、十分に把握することは限界がある」と突っぱねた。

   「旧統一教会と深いかかわりを持ってきた安倍氏を国葬とすることは、旧統一関係の活動を是認することにはならないか」などと繰り返し質問した共産党の塩川鉄也衆院議員に対しては、山口俊一・議員運営委員長が「直接議題に関係ない質問です」と何度も割って入っていた。

   安倍氏と旧統一教会との関係について、田﨑氏は「本当のことは亡くなった安倍さんしかわからないが、知っている可能性があるとすれば、安倍事務所よりも(旧統一教会に選挙支援を受けていたとされる参院議員の)井上義行さんだと思いますよ。井上さんを問いただした方が事実関係は判明してくるのではないか」と指摘していた。

(キャンディ)

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