長嶋一茂「僕ぐらいのレベルのタレントでも...」と憤慨 自民「何の団体か知らずにつき合っていた」説明に納得いかず 旧統一教会問題

   自民党はきのう８日（2022年9月）、党所属国会議員と旧統一教会との関係についての点検結果を公表した。調査対象となった379人のうち179人が関係があったことが明らかになった。9日の「モーニングショー」でMCの羽鳥慎一がパネルを使って説明した。

   関係があった179人のうち、「関連団体の会合に本人が出席し、挨拶をした」（96人）、「旧統一教会主催の会合に出席した」（10人）、「選挙ボランティアの支援を受けた」（17人）など「一定の接点があった」とされる121人については氏名が公表された。茂木敏充幹事長は「決して少ないと思っていない。重く受け止め、率直に反省している」と会見で述べた。

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  長嶋一茂さん

玉川徹「179人の９割、つまり自民党議員の42%が...」

   179人のうち58人の名前は公表されなかったことについて、政治ジャーナリストの田﨑史郎氏は「公表の仕方については岸田首相ら約10人で話し合った。岸田首相は全議員の名前を出した方がいいのではないかという意見でしたが、これに対する反対もあり、結局、『祝電を打った』『秘書が代理出席した』というような人は除いて公表しました」と舞台裏を明かし、「残りの人たちが誰なのかというところに焦点が集まってしまうことはあると思います。昨夜も何人かの（議員の）意見を聞いたが、『これで問題は収まる』と言っている人はいませんでした」と解説した。

   羽鳥「今後また出てくる可能性があると、より印象が悪い気がします」

   多田文明（旧統一教会元信者のジャーナリスト）「選挙ボランティアを受けている議員が17人というのは少なすぎます。気づかないふりして『知らなかった』と答えている人もいるのでは」

   玉川徹（テレビ朝日社員）「茂木幹事長は9割の人は何の団体か知らずにつきあっていた、と言っていたが、もしそれが真実だとして、179人の９割、つまり自民党議員の42%が何の団体かも分からないでつき合っていたということであれば、そっちの方が問題じゃないですか。そんな政党は大丈夫かと思いますね」

   長嶋一茂「僕ぐらいのレベルのタレントでも、どこかに花や電報を送ってくださいと頼まれた場合、必ず先方に確認しますよ。なんで国会議員がやらないのか。おかしいですよ」

（キャンディ）