2024年 5月 6日 (月)

若者に昭和・平成ソングが「大ブーム」 加藤浩次「(今も残っている曲は)間違いないんだということ」

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最近の曲との違いは?

   さらに、ダンスで今流行っているのはPUFFYの「愛のしるし」(1998年)だそうで、街の若者たちに聞くと、すぐに一部の振りを披露していた。再生回数は10億回という。

   これらの昭和・平成ソングはカラオケなどで歌うことも流行っていて、若者たちのスマホのプレイリストには、今のアーティストたちに混ざって「LA・LA・LA LOVE SONG」(久保田利伸・1996年)、「サブウェイ特急」(矢沢永吉・1975年)などもあった。「昔の曲は盛り上がりがすごい」と22歳女性は話す。

   なぜ若者の心をつかむのか、音楽評論家・スージー鈴木さんは「(昭和歌謡は)とにかく誰からも愛されることを(願って)時間と音楽と人とおカネを使って作りだした貴重な音楽」で、いまでも流行っているのは「長い歴史の中で厳選されたもの」だからだという。最近の曲は「コードやリズムも複雑。音楽的にレベルが高いのだが、カラオケで大騒ぎや踊ったりする感じではなくなりつつある」とも。

   スージーさんが「今聴いてほしい名曲」として、自らギター弾いて紹介したのは「喝采」(ちあきなおみ・1972年)だった。「歌詞、歌、メロディーどれをとっても最高。若者含めて1億人が聴き直していい超名曲です」

   MC加藤浩次「ポピュラーとして残るというは最高に難しいこと。残っている昭和歌謡と言うのは、やっぱり間違いないんだということですね」

(コムギ)

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