2024年 4月 26日 (金)

宮台真司さん襲撃事件 羽鳥慎一「男は土地勘がある可能性が高い」

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   「警視庁がきのう(2022年12月12日)、社会学者の宮台真司さんを切り付けて現在も逃走中の男が映る防犯カメラの映像を公開しました。番組で現場を検証したところ、この男は土地勘がある可能性が高いことが分かりました」と司会の羽鳥慎一。

   13日の「モーニングショー」が流した防犯カメラ映像には、黒ずくめの服装でオレンジ色のニット帽をかぶり、ゆっくりとした足取りで歩く男の姿が。東京都立大学・南大沢キャンパス内で犯行に及んだ男は、中門から外に出て、北側にある団地を通り抜け、駅とは反対側に逃走。大学から歩いて10分ほどの距離にあるコンビニ近くを最後に足取りが消えたという。

  • 警視庁がサイトで公開した、現場付近の防犯カメラに映った容疑者とみられる画像
    警視庁がサイトで公開した、現場付近の防犯カメラに映った容疑者とみられる画像
  • 警視庁がサイトで公開した、現場付近の防犯カメラに映った容疑者とみられる画像

周辺の状態を熟知?

元警視庁刑事の吉川祐二氏が防犯カメラ映像を見て最初に気付いたのが、容疑者の動きに全くためらいがないこと。男は常時閉まっている中門のすぐ脇の植え込みの間を通り外へ出た。「この学校の構造や付近の状態を熟知していた可能性はある」と吉川氏。s

   男が団地の中を通った理由について吉川氏は「事件直後に110番通報などされた時に、警察車両がどんどんこの場所(道路沿い)に来ます。それとすれ違わないように気を付けて団地の中を抜けて行ったということが十分考えられます」と推測する。

   吉川氏は、防犯カメラから、男が20代~30代と推定。派手なニット帽は「逃走中に脱いで捜査をかく乱する目的で身に着けていたのではないか」とも指摘した。

   羽鳥「映像を見ても慌てた様子がないので、計画性が感じられます」

   菊間千乃(弁護士)「昼間の犯行ですし、周りに住宅がこれだけたくさんあるので目撃者も多いと思う。しかも防犯カメラの映像には目も映っているし、身長も180~190センチと日本人にしては高い。なので、比較的早く逮捕されるのかと思っていたのですが、今この段階に至っても分からないのがむしろ意外です」

   羽鳥「コンビニの防犯カメラ以降、足取りがつかめないというのは不思議ですよね」

   早稲田大学ビジネススクールの入山章栄教授は、大学キャンパスのセキュリティー対策の難しさを口にした。

「常に門を開いて学生も含めて色んな人を受け入れるというのが大学の姿勢。そうするとやっぱり色々な方が入ってくる。そこで教員のセキュリティーですね。パワハラは絶対にだめですが、一方で、気付かないうちに教員が学生を傷つけている可能性もある。そういう時に身を守る術がないんです。せいぜい研究室に鍵をかけるくらい。ただ、それを閉じてしまうと大学のオープン性がなくなる」

   羽鳥「大学の先生のセキュリティーというのは難しいところですね。オープン性と相反するところもありますから」

(ピノコ)

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