救急車をタクシー代わり? 「途中下車いいですか?」トンでも研修医のあきれた言い分(THE TIME,)

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   「その理由に、驚きの声があがっています」ときょう23日(2022年12月)の「THE TIME,」で、江藤愛アナウンサーが伝えたのは、愛知・江南市の病院で働く研修医が救急車をタクシーのように使ったというあきれたニュースだ。番組の「関心度ランキング」で2位に入った。

  • 消防署も「不適切な使い方。反省している」(写真はイメージ)
    消防署も「不適切な使い方。反省している」(写真はイメージ)
  • 消防署も「不適切な使い方。反省している」(写真はイメージ)

搬送後の帰路、駅で下車「プライベートで友人と食事」

   江南市の江南厚生病院に勤める20代の女性研修医は今月16日、江南厚生病院から愛知医科大学病院まで、患者を搬送する救急車に同乗した。搬送後、研修医は救急隊員に「名古屋駅か伏見駅で降ろしてほしい」と依頼。救急隊員はこれを拒否したのだが、救急車の帰り道から数百メートル離れた地下鉄の藤が丘駅までなら許容範囲と判断し、研修医を駅で降ろしたという。

   研修医が途中下車を依頼した理由というのが、「プライベートで友人と食事に行くためだった」というから驚きだ。さらに江南厚生病院によると、「途中下車していいですか」とお伺いを立てた研修医に対し、上司は「救急隊が可能な範囲で下車できるのであれば聞いてみたら?」と答えたというのだから、開いた口がふさがらない。

   取材に応じた江南市消防署の花木康裕署長は「安易な判断で不適切な使い方をしてしまったことを深く反省している」。一方の江南厚生病院は、「研修医は救急隊員に『帰路の途中で降ろしてもらえるところがあれば降ろしてほしい』と伝えた」と主張したうえで、「軽はずみな行動で反省すべき点。職員の教育を徹底する」とコメントしているそうだ。

   江藤アナは「研修医がダメなのは当然ですが、了承した救急隊員の判断はどうだったのか」(50代女性)、「コロナが拡大して救急隊も目が回るほど忙しい状況で、同業者としてあり得ません」(医療関係者の50代男性)という視聴者の声を紹介した。

(キャンディ)

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