2024年 4月 20日 (土)

腰の痛みと「脳」の関係 玉川徹が医師に取材して分かったこと

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羽鳥慎一「整骨院とかの話じゃなくなっていますね」

   玉川が「カウチポテトみたいに横になっていると、どうなんですか?」と質問すると、松平さんは「椎間板の負担は減りますが、今度は関節への負担が増えます。左右差の負担が大きくなってしまます。最近は立って仕事をすることも推奨されている」と回答。

   すると玉川はいきなり立ち上がり「なら、立ってコメントしよう」と言うが、羽鳥に「腰のことを考えたら立ったほうがいいですが、いろいろ考えると座ってください」とたしなめられた。

   羽鳥はさらに「腰痛の原因ですが、なんと22%は原因がわかっていません。その中には心理的ストレスが原因で起きる腰痛があるんです。ストレスによって起きる脳の機能の不調が腰痛につながっているそうです。健康な状態だと脳内で痛みを抑える機能が正常に働くのですが、ストレスがあると痛みを抑える機能が弱くなってしまいます。それが腰痛となって現れるということです」と説明。

   松平さんは「ストレスによる腰痛がかなり大きな部分を占めています。慢性の腰痛の方の半分くらいは脳が関与している。痛みが過敏になってくるんですね」と補足。

   玉川がストレスで起きる腰痛の原因と対策を取材している。話を聞いたのは東京大学病院麻酔科の笠原諭医師。

   玉川は「難治例の腰痛の人は、腰の骨や筋肉ではなく心因的理由があるということです。メカニズムとしては、体には痛みがあってもそれを和らげる仕組みがあるそうです。痛みが脳に伝わるとドーパミンが出る。それが脳内を巡って最終的にはセロトニンという幸せホルモンが出て痛みを抑える。ところがドーパミンが出にくい人がいて痛みが抑えにくい。それが慢性腰痛につながっている」と説明。

   対策としては「セロトニンを出やすくする薬がある。抗うつ剤ですね。保険適用の薬もある。それと認知行動療法も効果があるそうです」と玉川。

   羽鳥は「腰痛の話じゃないみたいになってますね。整骨院とかの話じゃなくなっていますね」とコメント。

   松平さんは「心因性という言葉は使いません。脳機能の不具合でちゃんとした病気だと国際的に認められています。腰痛を含め、慢性の痛みには多かれ少なかれ脳が関与しているんです」と話した。

(バルバス)

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