2024年 4月 27日 (土)

不謹慎?記念写真ぐらい問題ない? 首相長男秘書官「更迭」に谷原章介の感想

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   「総理大臣公邸の公的なスペースで記念撮影をしていたことが報じられていた、岸田総理の長男・翔太郎秘書官」とMCの谷原章介が30日(2023年5月)の「めざまし8」で切り出した。西岡孝洋アナは「岸田総理はきのう(29日)、『政務秘書官として不適切であり、ケジメを付けるため交代させることといたしました』と発表しました。あさって(6月1日)付けでの辞職。これは事実上の更迭となります」と続けた。

  • 岸田首相
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「身内がやっているわけですから...」

   立岩陽一郎(ジャーナリスト)は「『情けない』の一言ですよね」とため息を吐いた後、語気を強めて自身の見解を述べた。

「『私的な』って言い方するけど、公邸は私的ですか?私的じゃないですよ。二・二六事件では秘書官だって銃で襲われて死んでいるわけですよ。そういう歴史的な経緯があって。昔は公邸と官邸は同じ建物だったけれども、今は分れているからなんか別のものだっていう認識があるかも知れないけれど。未だに二・二六事件の傷跡は残っているわけですよ。私なんかが行ったときもそういう説明受けるし。それだけ重要な場所なんだと。そういうことも含めて考えると私は不適切だと思う」

   武井壮(「百獣の王」・タレント)は「だとしたら、忘年会ができるような状態で中に入れていること自体どうなの?って思うんですけど。それをそこまで守らないといけないのであれば。どこまでが線なのかな?っていう...」と意見。

   谷原は「2階部分は私的スペースで飲食をしても良い。そこで忘年会をしていたらしいんです。で、その後下の公的な階段や会談を行うような場所で写真を撮った。ここは秘書官の許可があれば撮れる。で、その秘書官が翔太郎さんだったってことです」と説明した。

   武井「許可があれば撮れるっていうことだったら、『秘書官が許可をして撮った』ということで、そこまでは特に問題がないってことですよね」

   谷原「ただ、翔太郎さんの判断がどうなんだってことで物議を醸しているってことです」

   立岩「私は本人が悪いってより、任命した人の責任だと思いますよ。それは振り返れば政治の形骸化につながっていく。これは岸田政権の支持率の話ではなく、政治がどんどんどんどん軽いものになっていく1つの事例なんでしょうね。それがものすごく残念です」

   谷原は「『公的なスペースで不謹慎じゃないか』と言う人もいれば、『記念写真ぐらい良いじゃないか』と言う人もいる。どちらの意見も分かりますが、やっぱり総理の息子さんが政務秘書官を務めているということ。身内がやっているわけですから、翔太郎氏はもう少し襟を正して臨んだ方がよかったのかもしれません」と、この話題を締めた。

(ピノコ)

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