青柳（吹越満）と妙子（遠藤久美子）の絶妙会話に「愛が深い」 「特捜9」最終回の「あおたえ」、やっぱり「推せる」

   5月31日（2023年）にドラマ「特捜9 season6」（テレビ朝日系）の最終回が放送され、青柳靖（吹越満さん）と恋人の垣内妙子（遠藤久美子さん）のやり取りに、ファンがネットで盛り上がりをみせた。（ネタバレあり）

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  テレビ朝日の「特捜9 season6」番組ツイッターより

「青ちゃん警察辞めたら、別れる」

   殺人事件の被疑者となった小島裕太（永岡佑さん）が、留置場に入る直前、靖に

「ペンと、何か書くものをお借りできませんか？お世話になった人と、迷惑をかけてしまった人に、ひと言書きたくて。そしたら全てをお話しします」

と頼む。

   靖はその場にあったペンとメモ用紙をそっと裕太に渡したが、その後裕太は自殺。手には「警察は無能だ」と書かれたメモが握られていた。

   裕太にペンとメモを貸したことを上層部から問題視された靖は、「明日までに被疑者死亡で送検するなら今回は問題にしない」と言い渡された。しかし裕太が握っていたメモと裕太の筆跡が違うとして、特捜班は捜査を続けることにする。

   入院していた妙子が無事退院することとなり、迎えに行った靖が「忘れ物ないか？よし、じゃあ、結婚すっか」とさりげなくプロポーズする。妙子が「ん？ん？」と聞き返すと、靖は「いやひょっとしたらさ、俺、警察をね、なんちゅーか...」と言い淀んだ。

   妙子は過去の事件関係者ということで、警察内部では靖との関係をよく思われておらず、2人は結婚には至っていなかった。

   しかし妙子は「それは嫌だなぁ。青ちゃん警察辞めたら、別れる」と断る。靖も「おーい、それは嫌だなぁ」と返し、「じゃあ辞めなーい」「約束だよ」と軽口を交わしながら2人は病室を後にしたのだった。

   特捜班の捜査によって事件の真相が明らかになり、靖も処分を免れた。妙子から電話で一部始終を聞いていた矢沢英明（田口浩正さん）は、靖に

「よかったですね、妙子さんとの約束破ることにならなくて。あっ、それと、妙子さんの退院祝い、何にします？」

と声をかけ、靖は「何だ、知ってたのかよ...」とばつが悪そうにしていた。

   靖と妙子のやり取りに、ツイッターなどでは

「夫婦であることよりも刑事である青柳さんが好きな妙子さんさあ　愛が深くて泣いちゃうよこんなの......」
「青柳さんが警察辞めれば結婚できるという前提がある中、青柳さんの『結婚するか』に対しいろいろと察して『それはやだな～警察辞めたら別れる』と言ってのけちゃう妙子さん何枚も上手すぎてこのカプ......推せる......」
「正式な夫婦になることよりも青柳さんが刑事でいることを望むっていう9係時代から一切ブレない妙子ちゃんの愛のかたち、本当にかっこいいんです。あおたえ尊い...」

と、作品ファンが盛り上がっていた。

（TT）