宮崎駿監督が涙...米津玄師「君どう」主題歌制作の裏話に鈴木福「ラブソングなんだ」

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   宮崎駿監督の10年ぶりの長編映画「君たちはどう生きるか」の主題歌「地球儀」を書き下ろしたアーティストの米津玄師が、『ZIP!』に舞台裏を語った。きょう3日(2023年8月)の「SHOWBIZ SPECIAL」コーナーで伝えた。

   少年時代から宮崎監督の大ファンだったという米津は、主題歌のオファーを受け、「光栄でしかなかった。本当に音楽作っていてよかったなという喜びがあった」という。制作を開始したのは4年前。最初に宮崎監督と顔合わせをした際、「5冊分ぐらいの精神的にも肉体的にも重たい絵コンテをいただいた」。監督から具体的なオーダーはなく、「映画から感じたことをそのまま曲にしてください」とだけ言われたという。

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「披露した日は、死刑台にのぼるような気持ちだった」

   米津「何度も何度も(絵コンテを)読み返して、自分がどう感じるのか。きのうはこう感じたけど、あしたはどう感じるのか。最初の2年ぐらいはずっとそんな感じでした」

   ヒントとなったのは、スタジオジブリの「崖の上のポニョ」のドキュメンタリー映像。宮崎監督が手に持った地球儀に水彩絵の具でペンを走らせ、ジブリの近所の光景を描いている場面に、「本当に地球、世界を作り上げるような姿を見て、ここに宮崎さんの本質的な部分が詰まっていると思った」のだという。

   宮崎監督に初めて主題歌を披露した日は、「死刑台にのぼるような気持ちだった。できるならば今すぐ逃げ出したいという気持ちになったのを覚えている」と話す。曲を聴いたときの宮崎監督について、こう語った。

   米津「歌詞が書かれた紙を持ちながら聴いてくれてはいたんですけど、涙を流してくれて。その光景、その顔はたぶん一生忘れることはないと思います。その事実をずっとこれから先、宝物のように抱えながらこれから生きていくんだろうなと思う」

   司会の水卜麻美アナウンサーは「貴重なお話を...」と言葉にならない様子。木曜パーソナリティ―の鈴木福(俳優)は「宮崎監督への気持ちというか、宮崎監督がつくる世界観へのラブソングなんだなと感じました」とコメントした。

                             

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