2024年 4月 29日 (月)

【らんまん】暖簾下ろし、謝りに来た竹雄と綾 真摯な姿勢にSNS「悪くないよ~」

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   NHKの朝ドラ「らんまん」8月8日(2023年)放送回。寿恵子(浜辺美波)は第二子を出産。万太郎(神木隆之介)は赤ちゃんの長寿を願って千歳と名付けた。そんなある日、ロシアからマキシモヴィッチ博士が亡くなったとの知らせが届く。(ネタバレあり)

  • NHK「らんまん」公式サイトより
    NHK「らんまん」公式サイトより
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前を向いて進んでほしいが...

   ロシア行きを断念した万太郎は、田邊教授(要潤)に命令どおり、土佐の標本寄贈の準備をしはじめ、自分だけで植物学研究をやっていこうと決心。そこへ竹雄(志尊淳)と綾(佐久間由衣)がやってきた。

   2人の訪問に喜ぶ長屋の住人たち、そして万太郎。しかし峰屋の暖簾をおろした2人は、万太郎に謝りに来たのだ。久しぶりの竹雄の洋装。竹雄のフォーマルは洋装ということを忘れていた。この時代には珍しくない、洋装の紳士と和服の女性。的外れに派手ではなく清楚な夫婦に見えてよい。

   襟を正して万太郎に深々と謝る2人の場面。綾は自分を責め、万太郎も峰屋を出て行った自分を責めようとした。誰のせいでもない。しかし酒蔵のリスクとはいえ、税金の支払いもあり厳しい現実である。土地と建物を売買するほかなく、槙野家は離散で個々の人生を歩むしかないと説明した竹雄だが、逃げも隠れもせず地に足をつけて説明する真摯な姿勢は立派である。自分の懐だけは守ろうとする、どこぞの嘘つき中古車社長とは違うわけである。

   「綾も竹雄も悪くないよ? 悪いのは税金じゃ」「綾さん悪くない...」「みんな精一杯生きてるから震えるわー」などネットの反応。

   一方、万太郎も園子の不幸からまだまだ傷が癒えていないなかで、胸が締め付けられる思いであろう。いま万太郎と綾、竹雄の3人は気持ちも懐もどん底だが、ここ一番でどうやって這い上がるのか、人間力がいよいよ発揮される時だ。3人の精神力があれば乗り越えられると信じるほかない。まずは前を向いて進んでほしいが。

(Y・U)

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