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京都議定書の来春発効で環境税導入の議論が再燃 -産業界は反対だが現実味帯びる新税-
環境税の導入に、これまで産業界は猛反対してきた。しかし、京都議定書の発効が決まったことで、新税制の創設は現実味を帯びてきた。
米国の離脱により発効が危ぶまれていた京都議定書だが、2004年10月にロシア上下両院が批准法案を可決したことで、05年2月16日の発効が決まった。同議定書が発効すれば、日本は2008年~2012年の温暖化ガス排出量を1990年より6%削減する義務を負う。すでに日本の温暖化ガス排出量は同年より5%増えているため、実質的には90年比で11%も削減しなければならない。生産量増加に伴う産業界からの排出量が伸びたほか、家庭や物流分野での排出量も総じて増えている。 環境税の導入で温暖化ガス4%減と試算
京都議定書が採択された際にも環境税の導入案が持ち上がったが、産業界が強硬に反対した上、京都議定書の発効の先行きが不透明だったため、導入には至らなかった。 競争力の低下につながると産業界
日本の産業界はこれまで、「すでに省エネには相当力を入れてきており、これ以上は厳しい。温暖化ガス排出量の削減は自主的な取り組みに任せてほしい」、と環境税の導入に反対の姿勢を貫いてきた。温暖化ガス排出量を削減すればエネルギーコストも減り、企業にとってメリットがあるが、すでにメリットのある省エネ投資はやり尽くしており、これ以上の投資は経営の負担になる。人件費の高い日本企業でエネルギーコストまで上がれば、国際競争力の低下につながる、というのが産業界の言い分だ。 ads by Overture
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