内定を出すのが遅くなったり、選考過程が長くなったり。企業は採用者数を減らす傾向にあり、「すでに就職氷河期に入った」との見方さえ出てきた。
帝国データバンクが2009年3月4日に発表した「2009年度の雇用動向に関する企業の意識調査」では、2009年度の正社員の採用状況について質問したところ、「採用予定なし」が45.9%、「増加する(見込み含む)」が11.2%と厳しい結果だった。
また、リクルート社が2009年4月13日に発表した「大卒求人倍率調査」によると、2010年3月卒業予定の大学生・大学院生を対象とする大卒求人倍率は1.62倍。前年は2.14倍だったから、0.52ポイントものマイナスだ。民間企業の求人総数は72.5万人で23.5%のマイナスだった。「就職氷河期」といわれた2000年3月卒は0.99倍にまで落ち込んでいたのに比べれば、まだ、ましとは言える。
さらに、「楽天リサーチ」と「みんなの就職」が2009年1月に、企業の人事担当者500人を対象に実施した「2010年度新卒採用に関する調査」では、2010年度の就職戦線について、「氷河期」ととらえている人は48.7%、「超氷河期」とまでみる人が16.9%だった。
(続く)
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