会社更生手続き中の日本航空(JAL)が40年以上単独スポンサーを続けてきた有名ラジオ番組「ジェットストリーム」(JET STREAM)が、2010年6月から「スポンサー2社体制」に移行していたことが明らかになった。同社は広告経費を含むコストの削減が最重要課題だとされており、歴史ある「1社単独提供枠」の返上を迫られた。
JALでは、広報関連の支出が次々に削減されている。サッカーJリーグ「清水エスパルス」とのスポンサー契約は10年1月末で終了し、10年3月には、映画化までされた女子バスケットボールチーム「JALラビッツ」の廃部が発表されている。
この流れは、有名音楽番組「ジェットストリーム」でも例外ではなかった。同番組は、月曜日~金曜日の深夜にTOKYO FM系列(JFN)で放送されており、放送開始はTOKYO FM(1970年開局)の前身にあたる実用化実験放送局「FM東海」時代の1967年にさかのぼる。TOKYO FM編成部によると、「FM番組では『最長寿』」だそうだ。旅と音楽をテーマにした内容で、故・城達也さんのナレーションで親しまれた。現在のパーソナリティーは5代目の大沢たかおさんだ。
JALは番組スタート当初から43年近くにわたって1社単独提供を続けていたが、6月1日(5月31日深夜)放送分から、「1社で番組を続けるのが困難」(JAL広報部)として、これを断念。「パートナー会社でもあるイオンに声をかけ、賛同を得られた」(同)として、イオンとの2社体制に移行した。
(続く)
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