被災松の「送り火」を使用断念 表皮からセシウム検出

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   「五山送り火」で、東日本大震災の津波で倒された岩手県陸前高田市の松を薪(まき)として燃やすことを計画していた京都市は2011年8月12日、取り寄せた薪の表皮から放射性セシウムが検出されたとして使用を断念すると発表した。

   この計画をめぐっては一部の市民から放射能汚染を不安視する声があり、6日に主催者の大文字保存会がいったん薪の受け入れ中止を決定。この対応に全国から批判が相次ぎ、市では新たに薪を取り寄せたが、11日に届いた薪の検査を行ったところ削り取った表皮から1キロあたり1130ベクレルの放射性セシウムが検出されたという。

   京都市の門川大作市長は記者会見で、薪から放射性物質が検出されないことが計画の前提だったと説明し、陸前高田市の市民に謝罪した。

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