「磁性体」のチェックしっかり 「MRI」トラブル防止で新製品

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   2012年 4月13日から15日まで、横浜市で「2012国際医用画像総合展」が開かれた。日本画像医療システム工業会が主催し、内外約 140社が、各種の医療用放射線機器やMRI (磁気断層撮影) 装置、超音波装置や関連器具、薬剤などの新製品を展示した。

7年間で事故が4倍に

   注目を集めた一つが磁性体チェックシステムだ。主催者の工業会自体が「MRI装置を安全にご使用いただくためのお願い」をまとめて展示し、資料としても配付した。強い磁場で画像を作るMRI装置が吸引するため、検査室内へは、鉄製品など磁石に反応する磁性体の持ち込みは禁止されている。しかし、気づかず、あるいはうっかりミスなどで、しばしばMRI吸着事故が起きる。患者や医療関係者にぶつかって傷つけたり、火傷させたり、装置を破損させたりしている。

   工業会法規・安全部会の推定では、2004年は約50件だった事故は、2011年には約 220件と4倍増。点滴台、清掃用具、歩行補助具、酸素ボンベなどの大型器具が目立ち、近年はUSBメモリーなどパソコン用品も増えているという。吸着した場合は運転を停止、修理が必要になるなど被害は大きい。資料には入室時の細かなチエックリストもあり、工業会は徹底を呼びかけた。

   要は磁石に反応する磁性体の厳重チェックだが、金属でもアルミニウムなど非磁性体もあり、身の回りの小物では素材がわからない物も多い。

   東京計器アビエーション(埼玉県飯能市)は、ゲート式の「磁性体センサー」を出展した。磁針の動きに伴う電流を検知する方式の国産品(ディード社製)で、磁性体がゲートを通過しようとすると、表示灯と音声で知らせる。

   同社は非磁性体を使い、最強力の3テスラMRIにも吸着されない点滴台、車椅子、ストレッチャーなども販売している。また、産業科学(東京都中央区)は、その前に立って磁性体の有無を確認する壁掛け式・スタンド式の強磁性体検知器の輸入品を展示した。

(医療ジャーナリスト・田辺功)

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