「日展」最高賞の選考自粛 不正審査問題受け調査委も発足

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   公益社団法人「日展」は2013年10月31日、書の篆刻(てんこく)部門の審査に不正があったという報道を受け、事実関係を調査する「調査委員会」の発足を発表した。

   委員は、日展理事長の寺坂公雄氏ら6名に外部識者2名を加えた8名。また、外部識者で構成する調査委員会の下部組織「ワーキンググループ」も設置し、詳細を調査する。

   なお今年度の「第45回日展」では、最高賞となる内閣総理大臣賞と文部科学大臣賞、日展会員賞の選考自粛も決定した。書に加え、日本画、洋画、彫刻、工芸美術の全5科で中止する。

   朝日新聞など各メディアは10月30日から31日にかけ、公募美術展「日展」の書(篆刻部門)で有力会派に入選数を事前配分していたという不正を報じた。各紙によると、配分を指示していたとされる書道の重鎮で日展顧問の古谷蒼韻氏(89)は31日、寺坂理事長に退会の意向を伝えたという。

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