「納期は命より重い」が合言葉の工場で悲惨な死亡事故 「安全第一だろ!」と批判殺到

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   兵庫県の鉄鋼製造会社「パイテック」の上月工場で、男性社員が金属製ローラーに巻き込まれて死亡する悲惨な事故が起きた。

   危険の伴う工場での作業は何よりも「安全第一」が鉄則だが、同社は「納期は命より重い」を合言葉に掲げていたという。合言葉を紹介したブログ記事はすでに削除されているが、インターネット上には同社への批判的なコメントが溢れている。

直径1.5mの巨大ローラーに巻き込まれ・・・

   事故が発生したのは、2013年11月9日の10時50分ごろ。亡くなった男性社員(30)は金属製ローラーの旋盤加工を行っている途中で旋盤機のローラーと刃に挟まれた。報道によると、ローラーのサイズは直径約1.5メートル、長さ約3メートルという大型だ。異音に気付いた近くの男性作業員が機械を緊急停止させたが間に合わず、男性社員は腕などを切断され、搬送先の病院で死亡したという。

   11月11日、グループ会社「桜井鉄工所」の公式サイトに死亡事故についての情報が掲載された。しかし中身はすでに報道されているとおりで、肝心の発生経緯や原因などは「関係ご当局により調査中」(11月10日時点)とあるのみだ。そんな中、インターネット上では同じサイトに掲載されていた「合言葉」に注目が集まった。

「上月工場では、『納期は命より重い』を合言葉に、できるだけお客様の納期を優先し工程を調整しながら加工しております」

取材に「担当者は出張中。失礼します」とピシャリ

   この一文は10月29日に更新された実績紹介のブログに書かれていたものだ。「納期厳守」を比喩的に表しているようだが、その前には「短納期品の為に、バタバタしましたが品質に問題なく対応することができました」という記述もあり、何よりもスピーディーな納品を心掛けているようだ。「短納期対応」はグループ全体の強みのようで、サイトには「『一人多台持ち』を基本とした生産管理」で省力化、無人化を図っているとの説明もある。

   とはいえ、大切なのは「納期厳守」や「スピード」より「従業員の安全」であることは言うまでもない。今回の事故では安全対策が十分だったかどうかも分かっておらず、インターネット上では「納期を守る為に安全管理を第一にするのが至極当然」「本当のブラックってこういう処の事いうんだよなぁ」「この会社は人命より利益を優先するんだな よし覚えた」などと、批判的な意見が相次いだ。

   同社はこうした騒ぎを受けてか、「合言葉」記事を削除したようだ。現在は「Web Archive」に保存されたキャッシュでしか閲覧できない状態になっている。詳しい事情を聞くため「パイテック」に問い合わせると「担当者が出張中なので、こちらからは何もお答えできません。それでは失礼します」とほとんど一方的に電話を切られてしまった。また、桜井鉄工所でも「責任者がいないので、ちょっと分からないです」と言うのみで、それ以上の話を聞くことはできなかった。

   しかし、削除後も批判は鳴り止んでいない。同時に同業者からも「わたし製造業だけど、マネージャ以上は納期に関して同じ意識を持ってると思うよ」「俺の勤め先もコレに似てる。正直しんどい」と、同社のケースが例外ではないという悲痛な声もあがっている。

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