東洋ゴムの経営陣、14年夏に不正認識 免震偽装問題で

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   東洋ゴム工業の免震ゴムの性能が偽装されていた問題で、弁護士による社外調査チームは、同社の経営陣が2014年8月までに不正を認識したが迅速に対応しなかった、などとする最終報告書をまとめた。社外調査チームが2015年6月22日に公表した。

   報告書によると、偽装を行った明石工場の元課長代理からデータ改ざんの方法を引き継いだ後任の社員は、2013年夏に上司に報告。この情報は14年5月には東洋ゴム工業本社にも届いており、調査チームは、信木明会長(60、当時社長)が14年7月17日の会議で、山本卓司社長(58、当時専務)も8月13日の会議で不正を認識したと判断した。これらの会議の資料には、性能値の改ざんがあったことなどが記されていた。

   また、当初4人が不正にかかわった疑いがあるとみられていたが、調査では13人が関与していたことがわかった。13人は、データをチェックする品質保証部の担当者やその上司、また製造部門の担当者らも含め、幅広い部署や役職に及ぶ。4人が不正に直接かかわり、9人は不正を働きかけるなどしたとみている。

   調査チームは、「不祥事発生につながる風土が根付いている」などとして、タイヤも含めた全製品で不正の有無を外部調査すべきだと求めた。

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