2024年 4月 19日 (金)

地元の名産『セレブダコ』でおもてなし 今後の更なる観光復興を促進

名産による復活劇の幕開け

   「西の明石、東の志津川」とも称される宮城県南三陸志津川の『セレブダコ』をご存知だろうか。南三陸町は海に面しており、食材が豊富な土地だ。特にタコが有名で、ほかの地域のタコよりも大ぶりで味に深みがあることで知られている。ウニ・アワビ・昆布などのタコの好物が豊富にあるため、当地域のタコは「ウニ、アワビを食べる『セレブダコ』」と評判になった。

   そんな豊かな海産物で知られる南三陸町も、2011年3月11日の東日本大震災で大津波に見舞われ、甚大な被害を受けた。活気の源となっていた店の多くが失われたが、震災の約1年後には仮設商店街「南三陸さんさん商店街」がオープンした。その他にも住居以外のインフラの整備、海外からのインターンシップや旅行者の受け入れが続々とスタートし、少しずつ賑わいを取り戻しつつある。

   復興をさらに加速させるため、リピーターを獲得する「おもてなし」のサービス提供にも力を入れている。2017年2月6日、一般財団法人 日本アムウェイOne by One 財団とホスピタリティのプロであるザ・リッツ・カールトン東京が手を組み、「Remember HOPE 東北復興支援プロジェクト」の一環として、第2回特別講座「『セレブダコ』でおもてなし編」を開催した。

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