2024年 3月 19日 (火)

逮捕の瞬間「ありがとう、助かった」 覚醒剤で壊れかけた女の本音トーク

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【ねほりんぱほりん】(Eテレ)2016年10月19日(水)
「元薬物中毒者」

   訳ありで「顔出しNG」のゲストがブタの人形に、進行役のお笑い芸人・山里亮太とタレントのYOUがモグラの人形に、それぞれ扮するトーク番組。今回登場するのは「元薬物中毒者」のエリさん(仮名)だ。

   現在29歳で9歳の子どもがひとり。過去の薬物遍歴はすさまじい。

  • 自力ではやめられない「覚醒剤地獄」(写真はイメージ)
    自力ではやめられない「覚醒剤地獄」(写真はイメージ)
  • 自力ではやめられない「覚醒剤地獄」(写真はイメージ)

「やせる」と言われて軽いノリで手を出した

   エリさんは13歳で初めてマリファナを吸った。先輩に「米国のタバコ」と言われ、すっかり信じたという。「断ったら仲間から外される」と、手に取った。本当はマリファナだと告げられたのは、吸った後だった。厳しい親に隠れて「悪いことをやっている」という意識はあったと話す。

   覚醒剤に手を出したきっかけは、些細なことだった。アルバイト先の友人に「やせるから」と勧められた。エリさん曰く「軽いノリ」で、「2、3日で5キロは簡単に体重が減る」と聞かされ、魅力に感じてしまった。

   今日では、薬物は簡単に手に入るとエリさん。「クラブで、手で合図してくる」「タバコのフィルターに(覚醒剤を)仕込んで、吸わせる」といった手口もあるそうだ。

   番組では、エリさん以外の元薬物中毒者にも話を聞いた。「仕事上のイヤなことを忘れたい」「勧められて...断ると相手に悪いし」「学校で『やってはいけない』と言われて逆に好奇心が高まった」といった理由で始めていた。

   エリさんが覚醒剤を使ったときの体験が、強烈だ。例えば、カラオケボックスに2日以上滞在し続けた。延長を問う電話が受付から部屋にかかってきているはずだが、返事をしたことすら本人が気づかない。会計の際、あまりの高額に驚いたという。大手ディスカウントストアでも、昼から翌朝5時の閉店時までずっと居続けた。商品をひとつひとつ、手に取っては見ていたそうだ。こうした「異常行動」が、薬物中毒者の特徴だ。エリさん以外にも、「食べ物がおいしく感じて、ピザを際限なく食べ続けた」「見るものが何でも面白く、道路を走る自動車を見て爆笑していた」という証言があった。

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