2024年 4月 20日 (土)

たったひとりでPTAに立ち向かったママ 「私は壮絶バトルで役員免除を勝ち取った」

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PTAと闘うには規約などの「文書」を確認しよう

   さて、話をマリコさんに戻そう。J-CASTヘルスケアは改めてマリコさんにPTAと闘ううえで大事なポイントを聞いた。

――みんながあなたのように闘うにはかなりの勇気が必要だと思います。

マリコさん「私にはやることがいっぱいあり、ママ友と仲良くお喋りする時間がもったいないです。ママ友も1~2人しかいませんし。PTAは保護者と先生の交流の場で、たとえば、ソフトバレー大会なんかをやったりしますが、好きな人だけでやればいいでしょう? 私には一切興味がありません」

――しかし、多くの人は波風を立てたくなくて、役員を引き受けています。

マリコさん「そういう人は『空気を読むこと』しか知らないのです。『この人は敵に回すとまずいぞ』と相手に思わせるのが一番です。それには、ビジネスの世界では当たり前のことですが、文書を確認することです。私はPTA会長に質問状を出し、回答も文書でもらいました。口で話しただけでは、たいていの女性は相手に丸め込まれてしまいます」

――文書を残したり、文書でPTA側の主張の根拠を確認したりすることが大事なのですね。

マリコさん「はい。もし、PTAを退会した場合に備え、徹底的にPTA会則を読み、ほかのPTAでのケースも調べました。どこにも『ベンチに座ってはいけない』とか『記念品をもらえない』とか書いてありません。私はきちんとPTA会費を払っていますから、もし退会しても理不尽な対応をされるいわれはありません。アエラの記事の退会した女性も、PTA会則に『プールに来てはいけない』と書いてあるかどうか確認するべきだったと思います」
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