なぜ3キロもある「重い枕」が100万個も売れたのか? 睡眠を“投資”に変えた” ヒツジのいらない枕”とは
「枕が軽すぎて、朝起きるとどこかへ飛んでいっている」。そんな悩みを解決し、空前のヒットとなっている商品がある。その名も「ヒツジのいらない枕」だ。

2020年10月~2025年9月の5年間でシリーズ累計販売数100万個を突破した。かつては「ただの寝具」だった枕が、今やビジネスパーソンにとって、翌日のパフォーマンスを左右する重要な「投資先」へと変わっているようだ。
「モノ」から「体験」へ。ブランドの進化
この枕を展開する株式会社太陽の戦略は、非常にシンプルである。単に機能性をうたうだけでなく、人気雑誌『Tarzan』や『Hanako』のWebメディアと組み、「質の良い眠りが日中の活動をどれだけ豊かにするか」という体験をPRし続けている。
1月には「イオンモール福岡」に九州・福岡県初の直営店をオープン。ネットで話題の使い心地を、実際に店頭で試せる場を作った。こうした「納得感」の提供が、さらなるファン拡大につながっている。
悩み別に選べる3つの主力ラインナップ
「ヒツジのいらない枕」は、使う人の悩みに合わせて3つのタイプを使い分ける「パーソナライズ」を重視している。
・「至極(しごく)」: 定番モデル。ぷにょんとした新素材が頭にフィットし、通気性も抜群。
・「調律(ちょうりつ)」: 14段階の高さ調節が可能。自分にぴったりの高さを探したい人向け。
・「極柔(ごくじゅう)」: 圧倒的な柔らかさ。包み込まれる安心感で、一日のストレスをリセットする。
「新生活応援キャンペーン」が開始
2026年の新生活シーズンに合わせて、公式サイトでは「新生活応援キャンペーン」が開催されている。
キャンペーン期間中は、枕など寝具を同時に購入することで最大15%の割引が適用される。
新しい環境での生活を快適にスタートさせたい人にとって、自分へのご褒美としてはもちろん、これまでお世話になった人への応援や感謝を伝えるギフトとしても、「ヒツジのいらない」シリーズは選択肢の一つとなりそうだ。
詳細URL: https://hitsuji-zzz.com/blogs/topics/2026_new-life
この枕の最大の特徴は、一般的な枕の常識を覆す「重さ」にある。同社は、約3kgという自重が枕のズレを防ぎ、朝まで理想のポジションをキープしてくれると説明している。
一見するとデメリットに思える「重さ」を、ぐっすり眠れるという「価値」に変えた逆転の発想。 新しい年度を最高のコンディションで迎えるために、羊を数えるのをやめて、この「重い相棒」に頼ってみる。それは、忙しく働く私たちにとって、もっとも賢明な選択なのかもしれない。