2024年 3月 29日 (金)

みの、神妙発言「TBSもスポーツ中継のありかた考えるべき」

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   前日の記者会見では無言だった亀田大毅クン。さすがボクサーというフットワークで、その16時間後の昨日(10月18日)、対戦した王者・内藤大助の自宅を訪れ、電撃謝罪。スポーツ紙は「当事者間で和解が成立した」と報じた。

はたして大毅クンがチャンピオンの器だったのか・・・

   亀田一家と一心同体になって虚像を作り、過剰な演出をして批判の矢面にさらされたTBSも一件落着にしたい・・・今日の朝ズバッ!はその思いが全面ににじみ出ていた。

   「はたして大毅クンがチャンピオンの器だったのか・・・オンエアーしたTBSにも責任もあるなどと多くの批判を受けました。スポーツ中継のスタンス、中立とはどういうものか、どうあるべきものかを、今後私どもは気を付けならないと思います」

   みのもんたは神妙に結果責任を認めた。

   みのはいってみれば契約した1タレントで、TBSを代表する立場ではないのだが、テレビ局にも、謝罪するべき責任がある・・・このタイミングでやっと素直に口にした。

   試合の一夜明けの朝ズバッ!に内藤一家が出演した。この時に真弓夫人から「ファンです」と思いがけない握手を求められたゲストの浅野史郎は、その話題にテレながらTBSの責任論にズバリ。

   「確かに異常でしたね。そういわざるを得ない」

   同局のアナウンサーだった吉川美代子の発言はニューアンスが違った。

   TBSにはこれまでボクシング中継では伝統があり、実力のある実況アナウンサーがたくさんいて実績を残した、と前置きして言う。

   「あの騒動になった試合を担当したアナウンサーが、試合の流れのなかで言葉不足で誤解されたと嘆いてましたね」

   伝統や後輩をかばうことと、実況にも反映された過剰な演出は別個の問題ではないか。

   それはともかく。国民的関心事だったが、反則マッチ騒動は亀田家の一連の謝罪でひとまずケリがついた。

   ――今回の騒動は、視聴率のためならスポーツの世界であろうが、ルールであろうが、掟破りを平然とやってのけるテレビ局の体質をモロに見せてくれた。そのあこぎな体質についての反省にはケリがついていない。

文   初代不良家| 似顔絵 池田マコト
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