「国会議事堂」売っ払って財政難なんとかしろ! で、いくらなの?
番組によれば大好評だという特別企画「こんなモノいらない!」の第2弾に、またしても経済アナリスト兼獨協大学教授の森永卓郎が登場。財政難解消の一助とするために、国会議事堂を売却しようとの提案をぶちあげた。「国会議員にはそれぐらいの覚悟が必要だ」とセンセイ。
日本初の国会議事堂テレビショッピングに、太田光総理(爆笑問題)も「スゴい!」と喜んだが、こんなモノいるか否か、判定係の政治家軍団ばかりか、「あれは要るやろ。プレハブとかじゃ、よその国にカッコ悪いやんか」(千原せいじ・千原兄弟)など、お笑いタレント軍団にも不評である。
1兆5000億円の売却益
さて、この物件、土地は約3万坪。「東向きで日当たり良好 庭には噴水つき!」である。永田町は売り物がほとんどでない一等地だけに、センセイ独自に算定した地価では「坪5000万円」。国会全体で1兆5000億円のお値段がついている。
「誰が買うんですか?」と、総理秘書の田中裕二(爆笑問題)。日本にはそれくらい払える金持ちはいるし、金持ちにはたまらない魅力のある物件だ――とセンセイは言う。
部屋数400、トイレは21か所、食堂、花屋、売店付き。ただし風呂はない。「1兆円出して風呂なしじゃダメでしょ」(藤原一裕・ライセンス)という声があがったが、「特別に増設する」ことで対応予定となっている。
かりに議事堂が売却されると、国会は何処へ? 行先はさきごろ完成した新議員会館だという。多くの党が最近訴えている議員定数削減が実現すれば、部屋が余る。そこで、会館の間取りを改造して議場にするのだ。
ただ、それだと委員会は開催できるが、本会議となると手狭で無理そうだという。だが、センセイには秘策がある。
「出席できない議員は、ニコニコ動画のナマ中継で見てもらう」
これなら、コメントで思いっきりヤジが飛ばせるので政治家のみなさんにはピッタリ――!?
言うまでもないが、センセイの提案は国会議員7名全員一致で却下された。
ボンド柳生