2020年 1月 29日 (水)

精密機械業

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現状

世界市場で高いシェアを確保

  カメラ、ウォッチ、クロックなどの時計、OA機器、医療機器、精密計器など精密機械業界は、従業員数約16万人、製品出荷額約4兆円と、自動車、エレクトロニクスなどに続く日本の基幹産業の1つとなっている。また、カメラ、時計などは1960年代から輸出市場に進出、世界マーケットを制覇するなど世界でもリーディング業界の地位を占めている。最近でも複写機分野では、モノクロからカラー化、さらには多くの機能を搭載した複合機へのシフトが進むなか、米ゼロックスを抑えてキヤノンリコーが世界マーケットの40%以上を確保、プリンタでもキヤノン、セイコー(旧服部時計店)グループのセイコーエプソン(旧諏訪精工舎)が世界をリードしている。さらには2002年、世界出荷台数2455万台と従来の銀塩カメラを抜いたデジタルカメラ部門でも、エレクトロニクスのソニーと並んでキヤノン、オリンパス光学工業富士写真フイルムニコンカシオ計算機ペンタックスなど精密機械メーカーが市場をほぼ独占している。半導体、液晶、パソコンなどエレクロトニクスメーカーが韓国や台湾メーカーの追撃でシェアを大きく落とす一方で、精密機械業界は自動車と並んで世界のリーディング産業の地位を確保している。

Transition of production and export of Japanese precision machine

キヤノン、富士写真、リコーの3強にコニカミノルタが挑戦

  精密機械業界の企業の多くは、カメラ、時計を出発点として成長、その後、多角化によって成功した企業によって構成されている。なかでも複写機、レーザービームプリンターで成功したキヤノン(2003年度売上高3兆1980億円)、写真フィルムのトップメーカーである富士写真フイルム(同2兆5603億円)、複写機などOA機器大手のリコー(同1兆7802億円)が3強を形成。続いてインクジェットプリンタで国内トップ、世界2位のセイコーエプソンが売上高1兆4132億円と2位グループをリード、以下、一眼レフカメラやステッパー(半導体露光装置)大手のニコン、内視鏡世界1位のオリンパス光学工業、デジタルカメラやTFT液晶に強みをもつカシオ計算機、光学・電子材料で高シェアをもつHOYAなどが続いていた。だが、2003年、3番手グループだったコニカとミノルタが持ち株会社のコニカミノルタホールディングスとして合併、2004年度の売上高は1兆11450億円とキヤノン、富士写真フイルム、リコー、セイコーエプソンに続く1兆円企業となる見通しだ。新会社では、複写機、プリンタを中核事業の1つとして位置づけ、シェアの拡大を図る方針だ。3強中心の業界地図が今後大きく塗り替えられる可能性も出てきている。

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